ETFハンドブック―プロフェッショナルが理解すべき最先端投資ツールのすべて

ETFハンドブック―プロフェッショナルが理解すべき最先端投資ツールのすべて

定価:4,500円+税

編・著者名:デビッド・J・アブナー 著/渡邊雅史 訳

発行日:2018年03月26日

判型・体裁・ページ数:A5判・上製・484ページ

ISBNコード:978-4-322-13054-6

書籍紹介

ETF(上場投資信託)の本質を理解するための実践的ガイド、待望の日本語訳!

●急速に市場が拡大するETFの仕組み、取引(設定/交換のプロセス)、流動性供給のメカニズム、市場での価格形成などを詳説した決定版
●指定参加者、マーケットメイカー、証券会社、運用会社等、ETF業界関係者必携の一冊

「ETFの最大の優位性はその透明性と流動性にある。 この本は、金融プロフェッショナルや投資家が ETFとどう付き合うべきか、考えるヒントを大いに与えてくれる」 ―イェスパー・コール(ウィズダムツリー・ジャパン CEO)

主要目次

第1部 ETF市場の概要
第1章 ここまでの道のり
投資商品の歴史/始まりはクローズドエンドファンドだった/ミューチュアルファンド/ETFの登場/まとめ
第2章 ETFの開発過程
市場へのアクセスかアウトパフォーマンスか/インデックス連動かアクティブ運用か/原資産/リバランスとインデックス変更/ETFのバスケット/まとめ
第3章 市場にETFを提供する
取引所との協業/スペシャリストとリードマーケットメイカー/ETFのインキュベーション/販売/ETFの償還/まとめ

第2部 ETFの取引と執行
第4章 売買高とETFの流動性
ETFの取引は株式とは大きく異なる/株式の売買高の概観/ETFの売買高の詳細/ETFの資金フロー―ETFをそのサイズで判断してはならない/資金フローが勘違いを引き起こす可能性/買い手の資金フロー/売り手の資金フロー/CEFとETFの資金フローの比較/MFとETFの資金フローの比較/まとめ
第5章 売買高≠流動性―ETFのインプライド流動性を理解する
取引モデル/ETFのインプライド流動性/ETFのインプライド流動性:インプライド日次取引可能口数/ETFバスケットインプライド流動性スケール(EBILS)/ETFのマーケットメイクのための一般的なツール/まとめ
第6章 売買執行
タイムフレームと注文タイプ/成行注文(マーケットオーダー)/指値注文(リミットオーダー)/ストップ・ロスとストップ・リミット・オーダー/アルゴリズム取引/リスク価格取引(ブローカー・ディーラーの自己資本の利用)/設定/交換/市場における執行の例/ETF取引のための10のキーポイント
第7章 市場参加者と取引戦略
ブローカー・ディーラーのファシリテーションデスク/電子的なマーケットメイキング/流動性アグリゲーター/取引戦略/まとめ
第8章 市場構造とETF―フラッシュクラッシュからポートフォリオを守る
フラッシュクラッシュⅡ(FCⅡ):2015年8月24日/投資家の行動を調整する/最初のフラッシュクラッシュ(FC):2010年5月6日/まとめ
第3部 ETFのバリュエーション
第9章 国内構成銘柄のETF
純資産価額の算出/プレミアム・ディスカウント/日中インディカティブ・バリュー(IIV)の算出/まとめ
第10章 海外構成銘柄のETF
海外構成銘柄のETF/流動性の提供/まとめ
第11章 債券および通貨ETF
債券/債券ETFのイノベーション/まとめ
第12章 レバレッジ、インバース、およびコモディティ
レバレッジ商品の概要/インバースETFの理解/コモディティ/まとめ
第13章 ETFの形態
上場商品のカテゴリー/ETFの規制/上場投資証券(Exchange-Traded Note)/税制/形態による問題が発生するとき/ブローカー・ディーラーの信用制限/市場が閉鎖したとき/まとめ
補論A ブルームバーグのETF参照方法ガイド
補論B ETFの発行体
補論C 日本のETF市場の概要
補論D 欧州のETF市場の概要

著者紹介

〈著者紹介〉
デビッド・J・アブナー(David J.Abner)
ニューヨークに拠点を置くETF発行体、ウィズダムツリー・アセット・マネジメントにおいて、欧州市場への拡大・編成事業を率いる。ウィズダムツリーで勤務する前は、BNPパリバ、ベアスターンズで、ETFトレーディングビジネスの立ち上げ・拡大に貢献してきたETF業界の第一人者。

〈訳者紹介〉
渡邊 雅史(わたなべ まさふみ)
ウィズダムツリー・ジャパン株式会社 ETFストラテジスト
アクセンチュアにて金融機関向けコンサルティング業務に携わった後、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現ブラックロック・ジャパン)にポートフォリオマネジャーとして入社。その後、ETF部門のストラテジストを務める。金融ベンチャー企業に参画した後、2016年より現職。ETFとETF市場の分析や、機関投資家および個人投資家に対するETFを用いた運用戦略の立案・提案業務などに幅広く携わっている。