定価:2,640円(税込)
編・著者名:髙橋元(著)
発行日:2017年03月13日
判型・体裁・ページ数:四六・並製・380ページ
ISBNコード:978-4-322-13052-2
おカネは何のために存在し、おカネで何が買えて何が買えないのか
正しく向き合い、賢く付き合うために
貨幣の歴史、年金や税金などの身近な話題、銀行の役割、証券と投資の基礎知識から先端理論まで
証券業界、学界で金融教育に長年取り組んできた著者がやさしく解説
若手職員・採用内定者研修に最適
金融の仕組みを基礎から学べる一冊!
はじめに―入学式式辞
第1学期 おカネの意味を考える
1 おカネとは?
2 おカネの役割
3 おカネの価値は変化する
4 おカネの歴史
5 変わるおカネの姿
6 便利にはなったけど……
7 証券もおカネの仲間
8 銭は不浄のモノ?
9 老後と年金
夏期講習 「政府債務問題」
第2学期 おカネの稼ぎ方と使い方を考える
1 おカネと労働
2 人はなぜ働くのか?
3 税金の話
4 おカネの使い方
5 おカネに使われる?
6 貸して不仲になるよりも……
7 バブルの発生と崩壊
8 自己責任原則を考える
冬期講習 「株式会社を知ろう」
第3学期 おカネの管理と投資について考える
1 貯蓄から投資へ
2 主な金融商品
3 証券と投資の基礎知識
4 証券化って何?
5 株式とおカネ
6 株式投資理論の考え方
7 投資理論の展開
8 アノマリーズ
9 相場格言に学ぶ
おわりに―卒業式式辞
髙橋 元(たかはし はじめ)
(株)日興リサーチセンター主任研究員などを経て、1994年長崎大学経済学部教授。1998年作新学院大学経済学部・大学院経営学研究科教授(2015年から名誉教授)。2006年プルーデント・ジャパン(株)取締役。2010年経済金融社会教育研究所[RIEEFS]代表。
この間、早稲田(大学院)、埼玉、専修、東洋、獨協、武蔵、明治各大学の非常勤講師、放送大学客員教授、(一社)生活文化総合研究所理事、(株)時事通信社投信研究会顧問などを務める。
1991年に、論文「低位株効果の分析と評価」で証券アナリストジャーナル賞受賞。