市場系パッケージ選定のための知識と実務

市場系パッケージ選定のための知識と実務

定価:2,970円(税込)

編・著者名:島 友美 著

発行日:2016年09月28日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・296ページ

ISBNコード:978-4-322-13005-8

書籍の説明

著者の略歴

島 友美(しま ともみ)   
アビームコンサルティング株式会社、金融・社会インフラビジネスユニット、ディレクター   
銀行系シンクタンクにてメガバンクの国内・海外拠点の市場系業務システムの構築・保守、ユーザ業務支援に従事した後、2004年アビームコンサルティング入社。銀行、政府系金融機関、官公庁を対象とした各種システムの構想策定、業務改革、パッケージ評価・選定、業務プロセス整備、システム導入、PMOを担当。   

書籍紹介及び目次抜粋

失敗しないためのA to Z   
◆市場系業務に携わるフロント、ミドル、バックオフィスや、システム部門などの担当者は、それぞれが自らの領域でスペシャリストである一方、市場系パッケージの選定・導入の局面においては、それらの領域を網羅的・横断的に把握する必要がある。   
◆本書では、市場系パッケージが現在の形態に至った歴史的背景をふまえながら、市場系業務・システムの概要、商品別のチェックポイント、関連規制や今後の動向をわかりやすく解説。実際のパッケージ選定業務において必要となる具体的なポイントを、情報収集、選定、プロジェクト開始準備のフェーズごとに理解することで、パッケージ選定を成功に導くための必須知識を無理なく習得できる。   
◆金融機関の事務企画、システム、マーケット部門の担当者やコンサルティングファームなど、市場系パッケージ導入に携わる方に最適の書。   
●主要目次●   
第1章 市場系パッケージシステムの概要と市場系業務の歴史   
第1節 市場系パッケージシステムの概要   
第2節 現在の市場系パッケージに行き着くまでの歴史   
第2章 市場系パッケージシステム選定までの道のり   
第1節 情報収集(RFI)フェーズ   
第2節 選定(RFP)フェーズ   
第3節 プロジェクト開始準備フェーズ   
第3章 市場系業務・システム概要と商品別チェックポイント   
第1節 市場系業務の1日の流れ(銀行の場合)   
第2節 一般的な取引の流れ   
第3節 中央清算機関による清算集中対象取引の流れ   
第4節 一般的な市場系システムの機能とシステム間連携   
第5節 商品別機能別チェックポイント   
第4章 市場系業務にかかわる主な規制の概要   
第1節 銀行の自己資本の質と量の強化(銀行向け規制)─バーゼルIII対応(2010年12月公表)   
第2節 重要な金融機関向け対応─SIFIs等対応   
第3節 透明性・安定性の向上を目的とする規制   
第4節 その他諸外国の規制(ボルカールール、外国銀行規制など)   
第5章 市場系パッケージシステムを取り巻く環境の未来予想   
第1節 ビジネス変化予測(概要)   
第2節 ビジネス変化予測(テーマ別)   
Appendix 市場系パッケージシステムを導入した7人のプロ   
巻末資料   
I 市場系システム商品別機能一覧(自己ポジション取引のケース)   
II 市場系システム商品別機能一覧(対顧客取引のケース)