定価:8,800円(税込)
編・著者名:Jon Gregory[著]・KPMG/あずさ監査法人金融事業部[訳]
発行日:2018年01月11日
判型・体裁・ページ数:A5判・上製・776ページ
ISBNコード:978-4-322-12888-8
CVAからxVAへ
進化するデリバティブ評価モデルの理論と実践的運用法
CVA(信用価値評価調整) ColVA(担保価値評価調整) DVA(負債価値評価調整) MVA(証拠金価値評価調整) FVA(ファンディング価値評価調整) KVA(資本価値評価調整) |
= | xVA |
■グローバル金融危機以降、デリバティブ評価で特に注目されることとなった、xVAの概念と具体的な影響例、xVAの全体的管理、将来の方向性を包括的に解説。
■追加的な資本賦課、清算集中義務、相対取引における担保差入れの義務化など、カウンターパーティリスクの削減とコントロールを目的とした店頭デリバティブ規制強化への対応を迫られている金融機関とエンドユーザー待望の初翻訳版。
■デリバティブ専門家、ファイナンス研究者、金融機関で市場関連業務に関与する実務家・マネジメント層必読の書。
著者ウェブサイト上に数学的詳細と計算例スプレッドシートを公開中
北野 利幸
KPMG/あずさ監査法人 金融事業部 金融アドバイザリー部 ディレクター
博士(工学)、米国公認会計士(ワシントン州)
東京大学教養学部卒、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。政府系銀行、米系格付会社、米系投資銀行を経て、2009年にKPMG/あずさ監査法人入所。2012年から金融庁監督局に出向、公正価値評価と規制内部モデルの専門家としてグローバル金融機関の監督に従事しながら、証券取引等監視委員会の検査官としてオンサイト検査にも参加。バーゼル銀行監督委員会の調査部会において、CVAを含む規制内部モデルの整合性に関するグローバルな実態調査に携わる。2015年より米国KPMGのニューヨーク事務所に派遣、2017年より現職。