Fintechとは何か

金融サービスの民主化をもたらすイノベーション

Fintechとは何か

定価:1,760円(税込)

編・著者名:隈本正寛・松原義明 著

発行日:2016年05月06日

判型・体裁・ページ数:A5・並・172ページ

ISBNコード:978-4-322-12873-4

書籍の説明

書籍紹介及び目次抜粋

FinanceとTechnologyの融合は革新か、それとも単なるバブルか   
イノベーションの背景と金融機関への影響について、カラーの図表を交えていねいに解説   
●金融機関はベンチャー企業とどうかかわるべきか   
●ユーザーにとってのFintechのメリットはどこにあるのか   
●伝統的金融ビジネスはどうなってしまうのか   
その本質を解き明かし、海外の豊富な先行事例をふまえて日本の金融サービスの課題と可能性を考える   
Fintechの今と未来をこの一冊で正確に理解!   

●主要目次●   
第1章 Fintechとは何か?   
1 金融機関に蔓延する「危機感」   
2 Fintechとは   
3 Fintechの背景   
第2章 拡大するFintechサービスの特徴   
1 Fintechスタートアップが提供するサービスが既存の金融ビジネスを浸蝕する?   
2 Fintechサービスの分類   
3 送金/決済サービス   
4 融資/資金調達サービス   
5 預金/資産運用サービス   
6 ミレニアル世代のための新たな銀行 Neobank   
7 その他の周辺機能   
8 金融機関向けFintechサービス   
9 Fintechスタートアップによるサービス提供の方向性   
第3章 Fintechに対する海外金融機関の取組み   
1 買収・出資   
2 提  携   
3 自社内革新組織   
4 BBVAによるイノベーションを促進する取組み   
5 金融機関独自の対抗戦略   
第4章 Fintechへの諸外国における公的機関の対応   
1 「Global Fintech Capital」を目指す英国   
2 ユーロ圏の「Fintech Capital」を目指すルクセンブルク   
3 Fintech推進へ規制緩和を積極的に推進するシンガポール   
4 アジアのFintechセンターを目指す韓国   
5 Fintech推進競争を進める世界各国   
第5章 日本におけるFintechの現状   
1 日本におけるFintechスタートアップの現状   
2 Fintechをめぐる本邦金融機関の動向   
3 Fintech推進に向けて積極的な姿勢をみせる関係省庁   
4 日本国内におけるFintechサービスの受容度   
5 日本におけるFintechサービスの普及状況   
6 Fintechサービスの日本での普及に向けて   
第6章 Fintechの今後   
1 Fintechは「バズワード」か?   
2 Fintechが「冬の時代」を迎える?   
3 Fintechがもたらす価値とは?   
4 Fintechがもたらす金融サービスの「民主化」   
5 Fintechの負の側面   
6 Fintechサービスのさらなる発展に向けて