市場の動きを見極める経済指標の見方

金融商品投資・相談で知っておくべき知識

市場の動きを見極める経済指標の見方

定価:1,980円(税込)

編・著者名:嶌峰義清 著

発行日:2016年03月15日

判型・体裁・ページ数:四六判・並製・256ページ

ISBNコード:978-4-322-12852-9

書籍の説明

著者の略歴

嶌峰 義清(しまみね よしきよ)   
経済調査部・首席エコノミスト   
1990年3月 青山学院大学経済学部卒。   
1990年4月 岡三証券入社。岡三経済研究所を経て、1992年日本総合研究所入社。   
日本経済研究センターへ1年間出向を経た後、1998年5月第一生命経済研究所入社。   
米国経済担当、日本経済担当などを経て、現在は金融市場全般を担当。   
2011年4月より現職。   
日本ファイナンス学会会員。   

書籍紹介及び目次抜粋

景気の変化を吟味し、マーケットの潮流をつかむための指標を厳選解説  
◆新聞・テレビなどでよく見聞きする経済指標の特徴とその読み解き方をトップエコノミストがわかりやすく解説。   
◆GDP、鉱工業生産指数、景気動向指数、消費者物価指数など、景気の動きをつかむための基本的な指標から、日本、米国、ユーロ圏、中国、オーストラリアなど、国ごとに異なる重要指標や金融政策の特徴を詳説。   
◆資産運用を検討するお客さまに対して自分の言葉で的確に市場動向を説明できるようになるための基礎固めに最適。   
◆預かり資産業務に携わる渉外・窓口担当者など、金融商品投資に関するアドバイス力・商品提案力の向上を図りたい方、必読の書。   
●主要目次●   
序章 デフレ脱却で市場の動きは大きく変わる   
1 デフレ脱却で変わる投資環境―リスクをとらないとお金は減る   
2 デフレ脱却下で求められる運用―長期運用が可能に   
3 市場の動きは景気で決まる―主要市場と景気の関係   
第1章  キホンの基本 景気の動きをつかむ指標   
1 GDP   
2 鉱工業生産指数   
3 景気動向指数   
4 消費者物価指数   
第2章  プロも翻弄 市場が注目する経済指標   
1 雇用統計(米国)   
2 ISM製造業景況指数(米国)   
3 鉱工業生産指数(日本)   
4 日銀短観(日本)   
5 ifo景況指数(ドイツ)   
6 財新製造業PMI(中国)   
第3章  知っていれば一目置かれる? マイナーでも重要度は高い指標   
1 ISM製造業新規受注判断DI(米国)   
2 消費者信頼感(米国)   
3 景気ウォッチャー調査(日本)   
4 輸出数量指数(貿易統計)(日本)   
第4章  ここに注意! リスクの高さを測る指標   
1 経常収支   
2 対外債務   
3 財政収支・政府債務残高   
4 実質金利   
第5章  やはり重要 各国中央銀行の金融政策とクセ   
1 FRB(米国)の金融政策   
2 日本銀行の金融政策   
3 ECB(ユーロ圏)の金融政策   
4 RBA(オーストラリア)の金融政策   
第6章  あの国の景気は? 国別に異なる重要指標   
1 米  国   
2 日  本   
3 ユーロ圏   
4 オーストラリア   
5 中国、その他新興国