実務解説 エクエーター原則/赤道原則

プロジェクト融資の環境・社会リスク管理

実務解説 エクエーター原則/赤道原則

定価:2,860円(税込)

編・著者名:みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行 著

発行日:2016年03月15日

判型・体裁・ページ数:A5・並製・264ページ

ISBNコード:978-4-322-12842-0

書籍の説明

書籍紹介及び目次抜粋

本邦初のEP(エクエーター原則/赤道原則)解説書   
大規模なプロジェクト融資にかかわるその実務は?   
◆3メガ銀行の担当者による実務に即したわかりやすい解説   
◆金融機関と事業会社のプロファイ担当者、CSR・環境担当者、必携の一冊   
末吉竹二郎氏 推薦!   
国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)特別顧問   
~3メガ銀行がコラボレイトした画期的解説書~   
「21世紀の金融機関は、環境や社会の問題を避けては良いビジネスはできません。『エクエーター原則/赤道原則』には、そのために学ぶべき理念、指針、実務知識がいっぱい詰まっています。金融機関で働くすべての方々に座右においていただきたい一冊です。」   
※EP(エクエーター原則/赤道原則)とは?   
 EPとは、プロジェクトを実施する事業者が環境と社会に対して適切に配慮しているかを確認するためのガイドライン、フレームワークであり、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の邦銀三行を含む、全世界82の金融機関がEPを採択している(2015年12月末時点)。EPは、発電、鉱山開発、石油・ガス田開発、道路建設など、総額1,000万米ドル以上の全プロファイに適用される。   
●主要目次●   
第1章 「エクエーター原則/赤道原則」とは   
第2章 10の原則   
1 EPの全体構成   
2 前  文   
3 適用範囲   
4 アプローチ   
5 【原則1】レビュー、およびカテゴリー付与   
6 【原則2】環境・社会アセスメント   
7 【原則3】適用される環境・社会基準   
I プロジェクト所在国の環境・社会関連法令の遵守   
II プロジェクト所在国の区分と適用される基準   
III EPFIによる適用基準の充足確認   
IV 「指定国以外の国」に所在するプロジェクトに適用される環境・社会基準   
8 【原則4】環境・社会マネジメントシステムと、EPアクションプラン   
9 【原則5】ステークホルダー・エンゲージメント   
10 【原則6】苦情処理メカニズム   
11 【原則7】独立した環境・社会コンサルタントによるレビュー   
12 【原則8】誓約条項(コベナンツ)   
13 【原則9】独立した環境・社会コンサルタントによるモニタリングと報告の検証   
14 【原則10】情報開示と透明性   
第3章 銀行におけるEP関連実務   
1 実施体制   
2 実施手続   
第4章 EP協会   
1 概  要   
2 EP協会活動   
3 EPの採択   
第5章 EP以外の環境・社会配慮確認の枠組み   
1 世界銀行グループ   
2 アジア開発銀行   
3 欧州復興開発銀行   
4 輸出信用機関   
5 民間銀行等   
第6章 EPの発展に向けて   
エクエーター原則/赤道原則 2013年6月