不動産担保実務

不動産担保実務

定価:4,180円(税込)

編・著者名:小野兵太郎 著

発行日:2016年02月24日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・408ページ

ISBNコード:978-4-322-12828-4

書籍紹介

著者の略歴

小野 兵太郎(おの ひょうたろう)   
昭和43(1968)年生まれ。福岡県福岡市出身。不動産鑑定士。   
福岡県立福岡高等学校、早稲田大学法学部卒。   
日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行後、審査部鑑定室、債権流動化室において鑑定評価業務、担保評価業務に従事、平成11(1999)年6月に同行退職。   
現在は、ディー・ディー・マイスター株式会社 専任不動産鑑定士。   
著書:『融資担当者が知っておきたい 不動産の基礎知識と評価手法』(金融財政事情研究会)、『不動産の時価評価』(共著・東洋経済新報社)、『事例でわかる不動産評価』(共著・日本経済新聞社)   

書籍紹介及び目次抜粋

顧客資産を最大限有効活用する手法と留意点   
◆担保評価、物件調査、事後管理、処分換価、不動産鑑定評価書の見方、不動産類型別の留意点など、実務上の重要ポイントをわかりやすく解説。   
◆遊休地の活用や事業用不動産の最有効使用の提案など、取引先のニーズを的確に汲み取り、収益向上に役立つ情報の提供やアドバイスを行うための必須知識を網羅。   
◆経営者保証ガイドラインの策定など融資慣行が変わるなか、不動産価値を見極めることで不動産担保への必要以上の依存を防ぎ、適切な信用補完、融資の継続・拡大が可能。   
◆不動産に対する目利き力および融資力のいっそうの向上を図りたい法人渉外担当者をはじめ、融資推進・管理に携わるすべての担当者必読の書。   
●要目次●   
第1章 担保不動産総論   
第1節 担保としての不動産   
第2節 担保適格性   
第3節 金融機関における担保調査・評価の現状   
第4節 処分・換価の方法と留意点   
第5節 担保不動産を顧客相談につなげる   
第6節 担保不動産の歴史的背景と今後の留意点   
第7節 担保不動産をみていくうえでの留意点   
第2章 担保不動産についての基礎知識   
第1節 不動産とは何か   
第2節 担保としての不動産と動産の関係、設備のリース活用   
第3節 土地をみるうえでの留意点   
第4節 建物についての基礎知識   
第5節 担保評価と不動産鑑定評価手法   
第6節 不動産の所有と運営の昨今の動向(プロパティー・マネジメントの重要性)   
第3章 処分換価性に関する留意点   
第1節 権利形態における留意点   
第2節 一括賃貸、関係会社賃貸における留意点   
第3節 リニューアルの重要性と留意点   
第4章 不動産類型別の留意点   
オフィスビル/商業テナントビル/ヘルスケア不動産/工場/物流施設/ビジネスホテル/リゾート不動産/日本旅館/賃貸アパート・マンション   
第5章 担保不動産の事後管理と処分   
第6章 担保調査と不動産鑑定評価書の留意点   
第1節 担保調査(実地調査)における留意点   
第2節 不動産鑑定業者(不動産鑑定士)への依頼における留意点   
第3節 不動産鑑定評価書の例示と留意点