KINZAIバリュー叢書 ゼロからわかる 時事問題とマーケットの深い関係

KINZAIバリュー叢書 ゼロからわかる 時事問題とマーケットの深い関係

定価:1,980円(税込)

編・著者名:馬渕治好 著

発行日:2015年10月15日

判型・体裁・ページ数:四六・並製・308ページ

ISBNコード:978-4-322-12822-2

書籍の説明

著者の略歴

馬渕 治好(まぶち はるよし) ブーケ・ド・フルーレット代表   
1981年東京大学理学部数学科卒業、1988年米国マサチューセッツ工科大学経営科学大学院修士課程終了。   
(旧)日興証券グループ各社に勤務し、主に調査部門に所属。2009年からは、大手金融機関等に所属せず独立したかたちで、広く世界主要国の経済および市場動向の分析業務を行っている。   
テレビ・ラジオへの出演、日本経済新聞夕刊のコラム「十字路」や東洋経済オンラインへの連載、月刊「KINZAI ファイナンシャル・プラン」への寄稿等活躍中。   

書籍紹介及び目次抜粋

世の中に溢れる非論理的思考に惑わされないために、「父ちゃんの立場指数」など、独自の理論で経済動向を分析する人気アナリストが相場を動かし、相場が動かす話題のニュースを深く楽しく解説   
その「通説」を疑え!   
・原油価格が下がったのは世界中が不景気だから?   
・円高の要因は「リスク回避のため」?   
・オリンピックで日本は公共事業バブルになる?   
・日銀の異次元緩和が極端なカネ余りを引き起こし、円安が進んだ?   
●読者の「健全な懐疑心」のために、論理構成や論拠をていねいに説明   
●インバウンド、HFT、インターネットによる労働市場の変化、不安のつきない欧州経済……最新の時事問題について、データに基づく解説でしっかり理解する   
●金融機関の営業担当者、新入社員、就職活動を控える学生をはじめ、マーケットをめぐるニュースに関心をもつすべての人にお薦めの1冊!   
●主要目次●   
第1章 原油などエネルギー価格の下落とその影響   
1 原油取引のあれこれ   
2 なぜ2014年秋頃から、原油価格は大きく下落したのか   
3 原油価格下落ないし低迷が世界経済に与える影響は   
第2章 円相場を動かすものと円相場が動かすもの   
1 何が円相場を動かしているのか   
2 円安になると何が起こるのか?   
第3章 東京オリンピックは何をもたらすのか   
1 建設、不動産などの公共事業バブルは来ない   
2 さまざまな面で期待される東京オリンピックのプラス効果   
第4章 ネット化が引き起こすさまざまな構造変化   
1 小規模ビジネスが躍進し、世界的にやりがいを与える可能性があるネット化   
2 モノづくりと金融におけるネット化   
第5章 米国の構造的な強さは分散にあり   
1 長期的、構造的に米国経済が強いといわれるわけ   
2 米国の弱みはどこにあるのか   
3 米国の証券・金融市場の先行き   
第6章 グローバルマネーと日本市場   
1 海外の経済・市場動向の影響を大きく受ける日本株式市場   
2 国内株式市場における外国人投資家の存在感は大きい   
補 章 ギリシャの財政問題をめぐる情勢   
1 ギリシャ財政問題の本質は何か   
2 ギリシャ問題そのものの解決は遅れても、市場の材料としては後退