市場リスク・流動性リスクの評価手法と態勢構築

市場リスク・流動性リスクの評価手法と態勢構築

定価:3,025円(税込)

編・著者名:森本祐司 監修 栗谷修輔・久田祥史 著

発行日:2015年09月25日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・276ページ

ISBNコード:978-4-322-12695-2

書籍の説明

著者の略歴

森本 祐司 キャピタスコンサルティング株式会社代表取締役   
東京大学理学部卒業。東京海上火災保険、モルガン・スタンレー証券等を経て、2007年1月キャピタスコンサルティング株式会社を共同設立、代表取締役就任。主著に、『《KINZAIバリュー叢書》ゼロからわかる金融リスク管理』『【全体最適】の保険ALM』(以上、金融財政事情研究会)など多数。   
 
栗谷 修輔 キャピタスコンサルティング株式会社プリンシパル   
早稲田大学理工学部卒業。日本長期信用銀行、興銀証券を経て、2000年データ・フォアビジョン株式会社。2011年12月キャピタスコンサルティング株式会社に参加。主著に、『【全体最適】の銀行ALM』『金融リスクマネジメントバイブル』(以上、金融財政事情研究会。共著)など多数。   
 
久田 祥史 アール・ビー・エス証券会社ヴァイス・プレジデント   
東京大学大学院工学系研究科修了(機械工学博士)。日本銀行で、リスク管理や金融工学関連の研究、外貨資産運用等に従事。ABNアムロ証券等を経て、2012年6月キャピタスコンサルティング株式会社に参加。2014年7月アール・ビー・エス証券会社入社。   

書籍紹介及び目次抜粋

世界的な規制強化、今後の金利上昇をにらみ、7年ぶりに改題・改訂!   
◆市場・流動性リスク管理の実情と変遷を概観し、両リスク管理の基本的手法を初心者にもわかりやすく解説。   
◆リスクの計測・把握手法から、リスク管理の発展的手法までプロセスごとに詳述。リスク管理担当部門の役職員必読。   
◆ALM運営も視野に、「自ら考えるリスク管理」を指向する経営層に今後の指針を提示。   
◆バーゼル規制や主要国の規制動向も網羅。低金利局面の長期化で形骸化した市場・流動性リスク管理の再構築に不可欠!   
●主要目次●   
第1章 市場リスク管理の変遷と現状   
 第1節 市場リスク管理の起源と歴史   
 第2節 制度・規制の変遷と現状   
 第3節 リスク管理態勢の現状   
 第4節 リスク管理からリスクマネジメントへ   
第2章 市場リスク評価の基本的手法   
 第1節 市場リスクの定義と認識   
 第2節 市場リスクの評価・計測   
第3章 市場リスク評価の発展的手法   
 第1節 デリバティブ関連   
 第2節 マクロ・ストレステスト   
 第3節 予兆管理   
第4章 市場リスク管理の運営態勢   
 第1節 市場リスクのPDCAサイクル   
 第2節 市場リスク報告レポート   
 第3節 市場リスク管理態勢の検証   
第5章 市場リスク管理とALM運営   
 第1節 市場リスク管理とALM運営の関係   
 第2節 損益・リスクシミュレーション   
第6章 流動性リスク管理の変遷と現状   
 第1節 流動性リスク管理を取り巻く環境   
 第2節 経営戦略上の流動性リスク管理の目的   
 第3節 流動性リスクの特徴   
 第4節 流動性リスク管理の骨格   
 第5節 流動性リスク管理の組織   
 第6節 情報システムの構築・整備   
 第7節 今後の流動性リスク管理の方向性   
第7章 流動性リスクの把握・計測   
 第1節 流動性リスク要因の構造分解と定義   
 第2節 流動性リスクの基本的評価手法   
 第3節 シナリオ分析とストレステスト   
 第4節 流動性規制との関係   
第8章 流動性リスクの管理・運営   
 第1節 流動性リスク限度額の方針   
 第2節 流動性リスクのモニタリング・コントロール   
 第3節 流動性危機管理(コンティンジェンシー・プラン)