かんたんすぎてすみません。

かんたんすぎてすみません。

定価:1,760円(税込)

編・著者名:岡本和久 著

発行日:2016年04月27日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・172ページ

ISBNコード:978-4-322-12672-3

書籍の説明

著者の略歴

岡本 和久(おかもと・かずひさ)   
 I-Oウェルス・アドバイザーズ株式会社代表取締役社長。クラブ・インベストライフ主宰。投資教育家&ファイナンシャル・ヒーラー(R)、CFA協会認定証券アナリスト。   
 米国コロンビア大学留学後、1971年、慶應義塾大学経済学部卒。日興證券株式会社入社、ニューヨーク現地法人、情報部などで証券アナリスト・ストラテジスト業務に従事、1992年、同社を退社。バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現ブラックロック・グローバル・インベスターズ)日本法人を設立、2005年まで13年間代表取締役社長として年金運用業務に携わる。2005年、同社が年金運用資産額で業界トップになったのを機に退職、同年5月、個人投資家向け投資セミナーを行うI-Oウェルス・アドバイザーズ株式会社を設立、代表取締役社長に就任。   
 『100歳までの長期投資−コア・サテライト戦略のすすめ』(日本経済新聞出版社)、『インフレに負けない!資産アップトレーニング』(日本経済新聞出版社)、『自分でやさしく殖やせる「確定拠出年金」最良の運用術』(日本実業出版社)など著書多数。   

書籍紹介及び目次抜粋

マーケットが不透明で乱高下する今こそ、長期資産運用には「黄金のシナリオ」と言える。   
 著者は、機関投資家の社長として、13年間、公的・企業年金の運用に携わってきた。運用を知り尽くした著者は、「早く、たくさんもうけようとすると、必ずプロに負ける」、しかし「のんびり、少しずつ増やそうと思えば、誰でもプロに勝てる」とも言う。   
 本書は富裕層向けに書かれたものではない。一般生活者が豊かで幸せな人生をおくるためのものであり、お金をどうやって運用していくのかを「かんたんすぎる」くらい平易に解説している。   
 2016年に入ってから世界的にマーケットが波乱状態にある。しかし、人生を通じて行う資産運用は、株価という「価格」を追い求めるものではなく、企業が生み出す「価値」を買う。一時的に価格が大きく値下がりしている今は、むしろ長期の資産運用にとって「黄金のシナリオ」と言える。   
●主要目次●   
第1章 知っておきたい証券の仕組み   
1 株式会社の仕組みと株式・債券の本質   
2 株式と債券、物価上昇に強いのはどっち?   
3 過去のデータをみてみよう   
4 株式市場の仕組み   
5 投資信託について知ろう   
6 どこで何を売買できるのか   
第2章 成功するための三つの知識   
1 時間を味方につける   
2 リスクとリターンとは?   
3 コントロールできることをコントロールする   
第3章 人生を通じての資産運用の実際   
1 人生を通じてお金と付き合う   
2 資産運用のプロセス   
3 投資環境を検討する   
4 人生を通じての資産運用の目的とは   
5 アセット・アロケーション~基本ポートフォリオの選択   
6 アセット・ロケーション   
7 債券、株式の投資対象の選択   
8 取引の執行   
9 モニタリングとリバランス   
10 資産活用の場合のポイント   
11 投資方針書を書こう   
第4章 ステップ・アップ編   
1 個人の資産運用革命が始まる   
2 サテライト・ポートフォリオの作り方   
3 バリュー平均法による積立投資   
第5章 資産運用耐久力こそ成功への道   
1 続けなければ効果は出ない   
2 達人たちの言葉と相場格言   
3 個人投資家への殺し文句   
4 サギからカモを守る   
5 ぜひ、読んでおきたい名著