地方創生に挑む地域金融
「縮小」阻止へ 金融・資本市場からのアプローチ
定価：3,190円（税込）
編・著者名：岩崎 俊博 編 ㈱野村資本市場研究所 著
発行日：2015年05月25日
判型・体裁・ページ数：Ａ５・並製・316ページ
ISBNコード：978-4-322-12668-6
書籍の説明
書籍紹介及び目次抜粋
- 「まち・ひと・しごと創生」のために金融・資本市場ができる貢献は何か
- 急激な地方人口の減少に警鐘を鳴らした増田レポートの提言実現に向けて、わが国を代表する金融専門政策シンクタンクが総力をあげて、以下の４つの枠組みから現状を分析し、具体的なソリューションを提示する。
- （1） 個人金融資産の動きとライフ・プランニング
- （2） 地域金融機関のビジネスモデル改革
- （3） 地域活性化への金融ソリューション
- （4） 産業関連の地方創生施策
- 関係者必読
- 東京大学公共政策大学院客員教授／日本創成会議座長
- 増田寛也氏推薦の書。
- 「政策立案・実施に資する１冊」
- ●主要目次●
- はじめに／岩崎 俊博
- 序 論／井潟 正彦
- 第I部 個人金融資産の動きとライフ・プランニング
- I−１ 相続が引き起こす個人金融資産移動の波（宮本 佐知子）
- I−２ 米国にみる地域教育資金形成制度の可能性（宮本 佐知子／調査協力：荒井 友里恵）
- I−３ 一極集中・少子高齢化が進む東京都民のライフ・プランニング（野村 亜紀子）
- 第II部 地域金融機関のビジネスモデル改革
- II−１ 地域銀行の再編の背景と論点（小立 敬）
- II−２ 米国における地銀M&Aの展開（淵田 康之）
- II−３ 地域経済を支える協同組合金融機関の改革
- ―フランスのクレディ・アグリコルの事例―（神山 哲也）
- II−４ 地方金融機関の連携と保険サービスの提供（井上 武）
- II−５ 地方に立地する米英の資産運用会社（神山 哲也・岡田 功太・和田 敬二朗）
- 第III部 地域の活性化に資する金融ソリューション
- III−１ ヘルスケアREITの活用による医療・介護施設の供給増大と再編（関 雄太）
- III−２ 増え続ける空き家の有効活用を考える（小島 俊郎）
- III−３ 地域の課題克服に活用されるソーシャル・インパクト・ボンド（神山 哲也）
- III−４ 地方債としてのレベニュー債と永久債の可能性（江夏 あかね）
- 第IV部 産業関連の地方創生施策
- IV−１ 地域企業の事業承継を円滑化する新たな方策の考察（吉川 浩史）
- IV−２ 企業の立地移転を促す法人税改革（江夏 あかね）
- IV−３ 日本の地方経済からみた中国企業の対日直接投資（関根 栄一）
- IV−４ 人口減少から財政破綻に至ったデトロイト市の教訓（江夏 あかね）
- IV−５ 労働力不足に挑む中国―日本への示唆―（関 志雄）
- IV−６ ドイツにおける大手企業の立地分散と州の産業政策（林 宏美・ラクマン ベディ グンタ）