地域金融機関の将来経営計画

地域金融機関の将来経営計画

定価:2,970円(税込)

編・著者名:五藤靖人 著

発行日:2015年04月10日

判型・体裁・ページ数:A5判・上製・240ページ

ISBNコード:978-4-322-12656-3

書籍の説明

著者の略歴

五藤 靖人(ごとう やすひと)   
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 金融戦略室 チーフコンサルタント。東京大学経済学部卒業、三和総合研究所金融調査室、UFJ総合研究所銀行コンサルティング室、UFJ銀行総合リスク管理部出向等を経て、現職。地域金融機関やメガバンク、政府系金融機関等の金融機関を対象に、収益・リスク管理制度の高度化支援や収益・マーケティング分析、経営戦略の策定支援等のコンサルティング業務に従事する。著書に『実務入門 改訂版 金融の基本教科書』(共著、日本能率協会マネジメントセンター)など。   

書籍紹介及び目次抜粋

どこで、どのようにして、どれだけの収益を目指すのか   
地域金融機関の経営状況や連携の動向に注目が集まっている。
あたかも地域金融機関が経営危機に陥ったかのようなとらえ方をされているが、拙速な判断は非常に危険である。いまこそ、短期的な事象に左右されず、将来経営計画を策定することが肝要だ。   
「短期のみならず、5~10年後を見据えた中長期的にも持続可能性の高い経営戦略を策定・実行していくことが重要である」(平成26事務年度金融モニタリング基本方針)   
筆者は、地域金融機関のコンサルティングを数多く手がけてきたが、コンサルティングの結果、同じ制度設計や同じ計画となった地域金融機関は、ひとつも存在しない。この多様性こそが、地域金融機関の魅力である。本書は、地域金融機関が「自ら進むべき道」を見定めるために必要な経営分析手法とその活用方法を事例とともに紹介する。   
本書には、地域金融機関の将来経営計画策定のすべてがある。   
●主要目次●   
第I章 地域金融機関を取り巻く環境変化   
第II章 経営管理を支える収益管理制度   
第III章 経営管理を支えるリスク管理制度   
第IV章 「自分自身」を知るNII分析   
第V章 「地域」を知るエリア分析   
第VI章 「顧客」を知る収益構造分析   
第VII章 経営分析を活用した経営計画の策定