終活のリアル

どうしてあの人はエンディングノートを書くのか

終活のリアル

定価:1,815円(税込)

編・著者名:NPO法人ら・し・さ 著

発行日:2015年03月23日

判型・体裁・ページ数:四六判・並製・248ページ

ISBNコード:978-4-322-12635-8

書籍の説明

著者の略歴

NPO法人 ら・し・さ   
人生の後半期に訪れる、介護、住まい、葬式、お墓、相続などのさまざまな心配ごと、特にお金の問題に関する情報を集め、整理して提供し、皆様のお手伝いをするファイナンシャル・プランナー(FP)を中心とした団体です。   
〈主な著書〉   
『家族も安心「自分」の引継ぎノート』(きんざい)   

書籍紹介及び目次抜粋

終わりよければすべてよし!   
◆「保険金の受取人が前妻のままだった」「菩提寺を間違えた」「親族だと思ったら他人だった」「家族葬で親族が締め出された」など、終活にまつわるホントにあった45のトラブル&ちょっといい話を紹介。   
◆資産、相続、後見、医療・介護、葬儀などをテーマとした具体的なエピソードを通じて、エンディングノートを書くことの意味や考え方を、やさしい語り口でわかりやすく伝えます。   
◆遺言書や相続手続、お墓の選び方など、終活に関連する必須知識を自然に身につけることができます。   
◆好評の既刊『家族も安心「自分」の引継ぎノート』にも対応しています。ノートの書き方を知りたい方に加えて、高齢のお客様やそのご家族向けのセミナーなどで書き方を教える立場の方にとっての格好の種本として本書をご活用ください。   
●主要目次●   
序 章 希望をかなえるためのノート   
事例1 甥に託したエンディングノート   
事例2 父親のエンディングノートを書くということ   
第1章 自分について   
事例3 自分のための引継ぎ   
事例4 夢がかなって空を飛んだ日   
事例5 思い出を家族と共有する   
事例6 生まれた日の出来事   
事例7 家系図を書いてみえてくるもの   
事例8 最後のお別れができなかった親友たち   
事例9 慶弔の引継ぎ記録を残そう   
第2章 資  産   
事例10 資産情報があったのでスムーズに手続   
事例11 夫が亡くなった後、口座凍結でお金が引き出せない   
事例12 ぎりぎり間に合った生命保険の受取人変更手続   
事例13 受取人が死亡している場合の生命保険金の行方   
事例14 保険に関するいろいろなトラブル事例   
事例15 自宅は自分の名義に   
事例16 遺族年金をもらいそこねるところだった   
事例17 先祖代々の土地が……   
事例18 土地の相続トラブルあれこれ   
事例19 価値のわかる人に引き継がないと二束三文   
第3章 医療・介護   
事例20 医療に問診票はつきもの   
事例21 かかりつけ医がいることで安心   
事例22 認知症の親をどうするか   
事例23 自宅での暮らしがむずかしくなったら   
事例24 延命治療の判断は誰がするの   
事例25 尊厳死を希望するなら   
事例26 在宅医療と介護と看取り   
事例27 老人ホーム利用者との思い出   
第4章 後見・相続   
事例28 共有名義の土地の売却   
事例29 相続放棄したのに借金の請求が   
事例30 相続放棄と遺産分割協議書   
事例31 多重債務の夫が余命4カ月。相続放棄したら生命保険は   
事例32 親族だと思っていたら、実は他人だった   
事例33 子供のいない夫婦には遺言書が必要   
事例34 ひとり親に欠かせない遺言   
事例35 遺言書の意図が不明で紛争に   
第5章 葬式・供養   
事例36 互助会の勧誘を受けて   
事例37 遺影の準備と家紋の確認   
事例38 しこりを残した家族葬~家族葬で親族が締め出された~   
事例39 菩提寺を間違えた   
事例40 院号戒名を付けて大失敗   
事例41 お寺とのつきあい方   
事例42 わが家のお墓選び   
事例43 お墓があっても入れない?   
事例44 長女がお墓を相続   
事例45 手元供養と永代供養墓