地銀の選択

一目置かれる銀行に

地銀の選択

定価:1,760円(税込)

編・著者名:伊東眞幸 著

発行日:2014年09月09日

判型・体裁・ページ数:四六上・164ページ

ISBNコード:978-4-322-12596-2

書籍の説明

著者の略歴

〈著者略歴〉   
伊東 眞幸(いとう まさき)   
1978年3月一橋大学経済学部卒業、同年4月横浜銀行入行。1986年米国ミシガン大学経営大学院入学(銀行派遣)、1988年同大学院修士課程修了(MBA)。2000年5月秘書室長、2004年6月執行役員営業統括部長、2005年6月執行役員経営企画部長、2006年6月取締役執行役員経営企画部長を経て、2008年4月代表取締役。2012年6月(株)浜銀総合研究所代表取締役社長に就任、現在に至る。2013年4月より、横浜市立大学国際総合科学部非常勤講師。主な著書に『地銀連携―その多様性の魅力』(金融財政事情研究会、2014年5月)がある。   

書籍紹介及び目次抜粋

大好評『地銀連携』に続く伊東本第2弾!!   
連携後の個別地域金融機関の戦略を問う   
◆地銀連携という「防波堤」を築いた後、個々の地銀・信金・信組等が進むべき道=「防衛策」は何か?―厳しい経営環境を勝ち抜く戦略として「選択と集中」の具体的選択肢を提示。   
◆「コスト重視」「専門性・ホスピタリティ重視」「戦略的機能重視」をX軸、「個人重視」「法人重視」をY軸とした3×2のマトリクスで、地域金融機関の今後の生存モデルを大胆に描写!   
◆「若手に任せる」「インフォーマルな対応の強み」「ブランド価値とは?」「女性経営塾」―横浜銀行代表取締役、浜銀総合研究所社長としての実体験からにじみ出た示唆深いコラムも掲載。   
●主要目次●   
第1章 選択と集中   
1 具体的な選択肢/2 コストの重み/3 専門性・ホスピタリティの魅力/4 戦略的機能の強み/5 個人か法人か/6 X軸の選択、Y軸の選択   
第2章 コスト重視   
1 マトリックス選択の具体的内容/2 ローコスト体質は「余裕」の源泉/3 どうやってOHRを下げるのか/4 人件費削減の実際の意味/5 人員削減は本部か営業店か/6 営業店での人員削減方法/7 実行にあたっての時間軸/8 物件費削減の意味/9 物件費削減の特徴と成功のポイント/10 企業文化としての経費削減/11 「ローコスト体質」継続のむずかしさと重要性   
第3章 専門性・ホスピタリティ重視   
1 マトリックス選択の具体的内容/2 「三つの顔」/3 金融のプロ集団/4 「金融のプロ」をいかにして育てるか/5 ニッチ・マーケットの開拓者/6 ナンバー1コンシェルジュ/7 「ホスピタリティ」の重要性/8 当該モデルの特徴/9 取引先にとって「すがすがしく」「さわやか」な銀行   
第4章 戦略的機能重視   
1 マトリックス選択の具体的内容/2 「機能」の強み/3 いかにして「囲い込む」か/4 「仕掛け」の必要性/5 体系的な「仕掛け」づくり(X軸)/6 体系的な「仕掛け」づくり(Y軸)/7 俯瞰図(足りないもの)/8 俯瞰図(追加すべきもの)/9 「仕掛け」づくりのむずかしさ、重要さ   
第5章 個人と法人   
1 マトリックス選択の具体的内容/2 法人取引の重み/3 法人取引に対する「責任」と「自負」/4 「法人取引」をどの程度行うか/5 「コスト重視」モデルにおける「留意事項」/6 「専門性・ホスピタリティ重視」モデルにおける「留意事項」/7 「戦略的機能重視」モデルにおける「留意事項」/8 個人取引の中身、法人取引の中身/9 法人渉外担当者「復活」のむずかしさ/10 決断へのアプローチ   
第6章 モデル選択と地銀連携   
1 マトリックス選択の具体的内容/2 選択と連携の相性/3 「専門性・ホスピタリティ重視」モデルとの親和性/4 「戦略的機能重視」モデルとの親和性/5 「コスト重視」モデルとの親和性/6 俯瞰図(追加すべきもの)―「専門性・ホスピタリティ重視」モデル/7 俯瞰図(追加すべきもの)―「戦略的機能重視」モデル/8 俯瞰図(追加すべきもの)―「コスト重視」モデル/9 「モデル」と「具体的施策」の相互依存/10 勇気ある決断   
コラム   
1 若手に任せる(その1)/2 若手に任せる(その2)/3 インフォーマルな対応の強み(その1)/4 インフォーマルな対応の強み(その2)/5 ブランド価値とは?(その1)/6 ブランド価値とは?(その2)/7 女性経営塾(その1)/8 女性経営塾(その2)