債権回収【第2版】

債権回収【第2版】

定価:3,300円(税込)

編・著者名:旗田 庸 著

発行日:2015年03月04日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・308ページ

ISBNコード:978-4-322-12590-0

書籍紹介

著者の略歴

旗田 庸(はただ よう)   
1966年日本勧業銀行(現みずほ銀行)入行。御徒町支店、内幸町営業部、調査部、審査部、法人企画部、融資部次長、融資部審査役、本店審議役、東京リース法務室長を経て、2006年東京リースを退職。   

書籍紹介及び目次抜粋

回収の定本!   
10年ぶりに全面リニューアル   
回収のための準備手続   
相殺・仮差押えなどの回収手段   
債務者や担保の変動への対応策   
迅速かつ実効性ある回収実務を平易に解説   
◆平成26年改正会社法、経営者保証ガイドラインなどの最新法令等や、直近10年間の重要判例をアップデート   
◆金融機関はもとより、サービサーなど回収業務に携わる方々必携の一冊   
●主要目次●   
第1章 回収のための準備   
はじめに   
1 10年周期の景気動向/2 バブル崩壊後の立法動向と判例の動き/3 金融円滑化法の期限到来と改正会社法の成立   
第1節 請求する相手方   
1 債務の返済は誰に請求できるのか/2 請求できる相手は/3 請求する債権に債務名義はあるのか/4 債務者の現況等はどうなっているのか/5 債務者から回収資源はどのようにして発見するのか/6 回収のための手順はどうしたらよいのか   
第2節 担保の確認   
1 担保にはどのような種類があるのか/2 担保・保証契約は有効に成立しているか/3 担保物件の確認をしたか/4 対抗要件は完備しているか/5 評価はどのようにしたらよいのか/6 個々の担保物件ではどのような点を確認したらよいのか   
第3節 関係当事者の確認   
1 会社役員の個人責任/2 競合債権者等/3 関係会社への追及/4 その他   
第4節 整理手続との関係   
1 各種の整理方法と特色/2 法的整理と私的整理における回収上の相違点/3 整理手続別の回収上の留意点   
第5節 貸出債権の自己査定   
1 貸出債権の分類/2 債務者区分と分類区分   
第2章 回収のための手段   
第1節 回収計画の立案   
1 立案のための準備では何をするのか/2 回収計画のつくり方   
第2節 相  殺   
1 相殺できるものとできないもの/2 相殺を急ぐべき場合と急ぐべきでない場合/3 相殺権の濫用   
第3節 督  促   
1 誰に督促するのか/2 どのような方法で督促するのか   
第4節 仮差押え   
1 目的物の選択/2 仮差押えの上手な使い方   
第5節 手形不渡対策   
1 手形債権の管理上の諸問題/2 手形支払人との交渉は早めに/3 不渡事由と対策   
第6節 各種の事例と対策のポイント   
1 不動産関係/2 その他の財産関係/3 その他   
第7節 各種整理手続参加   
1 私的整理手続への参加/2 法的整理手続と担保権実行手続等への参加/3 詐害行為取消権と否認権   
第3章 回収のための諸問題   
第1節 債権の関係   
1 債権の種類/2 債務者の変動/3 債権の変更   
第2節 担保の関係   
1 担保の種類/2 担保物件の変動/3 担保権の変動   
第3節 債権が消滅する場合