銀行ルネサンス

銀行ルネサンス

定価:2,860円(税込)

編・著者名:吉田重雄(著)

発行日:2014年08月15日

判型・体裁・ページ数:四六上・356ページ

ISBNコード:978-4-322-12581-8

書籍の説明

著者の略歴

吉田 重雄(よしだ しげお)   
1950年東京生まれ。   
1973年早稲田大学政治経済学部卒業、同年三菱銀行入行。板橋支店長、融資第一部次長、融資第二部次長、仙台支店長、秋葉原支店長を経て、2001年6月東京三菱銀行を退職。   
著書に『事例に学ぶ貸出判断の勘所』『事例に学ぶ貸出先実態把握の勘所』『事例に学ぶ貸出担当者育成の勘所』『貸出業務の王道』『貸出業務の信質』『事例に学ぶ貸出業務の基本を教えるOJTの勘所』(以上、金融財政事情研究会)がある。   

書籍紹介及び目次抜粋

「それは真っ当な仕事のやり方か?」   
数字至上主義に対する健全な懐疑から始まる   
あるべき銀行、銀行員の姿への回帰   
◆『貸出業務の王道』『貸出業務の信質』につづく、「吉田本」待望の最新作   
◆全国約40の地域金融機関で、これまで150回を超える研修を務めた筆者が、銀行の行動改革と銀行員の意識改革をルネサンス(再生)をキーワードにわかりやすく解説   
◆銀行、信用金庫、信用組合等、すべての金融機関役職員、必読の書   
「銀行に行動改革を、銀行員に意識改革を……、そして、あるべき姿の自分と、誇れる銀行を取り戻すことが大事です。そのためには何をどうしたらよいか……、筆者は『再生』という意味で『ルネサンス』という言葉を使いましたが、それは銀行に革命的変化を求めるものではなく、銀行員一人ひとりが世間一般の良識をもって、当たり前のことを当たり前に行うという簡単なことから始めればよいと思います」   
(本書「はじめに」より抜粋)   
●主要目次●   
プロローグ   
1 現実を直視する――現場から寄せられた生の声   
2 銀行ルネサンスの意味   
第1章 銀行業務の本質を考える   
 第1節 銀行の本業とは   
 第2節 銀行法で業務の範囲を知る   
 第3節 預金業務の意義   
 第4節 貸出業務の意義   
第2章 銀行におけるコンプライアンスを考える   
 第1節 「早割り・早貸し」を事例にしてコンプライアンス意識を考える   
 第2節 銀行員のコンプライアンス意識   
 第3節 銀行法第1条(目的)を理解する   
 第4節 銀行業務と法律・道徳倫理の問題   
第3章 銀行における人材育成を考える   
 第1節 銀行業は免許制   
 第2節 バランスシートによる人材管理   
 第3節 若手行員に対する教育   
 第4節 人材育成の実態と問題点   
 第5節 人材育成の本質   
第4章 銀行組織の原理と銀行員のあるべき姿   
 第1節 銀行組織の特徴   
 第2節 銀行員のあるべき姿   
第5章 目標設定・実績・評価制度を考える   
 第1節 銀行の目的・銀行員の目的   
 第2節 目標設定について   
 第3節 実績について   
 第4節 結果とプロセスのどちらが重要か   
 第5節 評価制度について   
第6章 銀行ルネサンス