日本復活を本物に

チャタムハウスから世界へ

日本復活を本物に

定価:2,035円(税込)

編・著者名:御友重希 編著

発行日:2014年08月25日

判型・体裁・ページ数:四六並・312ページ

ISBNコード:978-4-322-12580-1

書籍の説明

書籍紹介及び目次抜粋

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甘利 明 経済財政政策担当大臣推薦   
「日本の企業、国、そして国民の皆様が真の国際競争力を発揮され、アジアや世界で真のリーダーシップを発揮される、一助になればと期待しています。」   
 1世紀にわたり世界の英知を結集し独立した議論・研究を発信してきた英国のチャタムハウス(王立国際問題研究所)において、2014年1月、「日本復活を本物に」するための鍵を探る研究プロジェクトがスタートした。   
 
 日英ヨーロッパの知の国際交流を通じ、2020年東京五輪や震災復興に向けて、アベノミクスを起爆剤に変わり始めている日本やアジア太平洋における新たな役割などについて、聖域なき独立した議論・研究を行い、その成果を世界に発信していく壮大な試みだ。   
 
 本書はその嚆矢として、2014年1月~5月にかけてロンドンのチャタムハウスにおいて開催された研究討論会ならびに甘利明経済財政政策担当大臣の基調講演を含む総括発表の白熱のディスカッションを収録した記録集であると同時に、日本の産官学が、いかに世界の知と協働しながら真の国際競争力を実現していくべきかを考察する実践的研究書。   
 
 日本の復活を牽引する各界のリーダーはもとより、明日の日本をより良いものに変えたいと考える若い人たちにも読んでほしい一冊。   
●主要目次●   
第1章 チャタムハウスとは   
 国際問題に関する独立した議論を全世界に発信する   
第2章 世界と「日本復活を本物に」する鍵を考える   
 チャタムハウスから世界へ/研究討論会・総括と議論・研究   
第3章 研究討論会I 日本は世界やアジアの金融センターでいられるか   
 日本の金融市場と投資/アジアの金融センターとしての日本・東京   
第4章 研究討論会II 日本は高齢化のチャレンジをチャンスにできるか   
 日本・ヨーロッパの医療・医薬品等市場と高齢化社会の克服・活用   
第5章 研究討論会III 日本は世界に開かれた会社・家庭・社会をもてるか   
 日本のコーポレート・ガバナンスと行動規範改革/世界に開かれた競争力ある企業の統治方式、会社、家庭、地域社会の行動様式   
第6章 研究討論会IV 日本は世界に投資・貢献し世界の投資を呼び込めるか   
 日本・ヨーロッパのインフラ投資と成長戦略/世界への投資・貢献、世界からの投資の呼込み、世界と日本の雇用、技術革新等への貢献   
第7章 総括:アベノミクス、構造改革と国際競争力   
〈甘利大臣の基調講演〉   
第8章 ヨーロッパ・英国との対話から/世界への発信・貢献と国際競争力   
 大震災からの復興・防災、東京五輪に向けた世界戦略   
第9章 変化するアジア太平洋で/世界の知との協働と求芯力・発信力   
 日本の産官学の新たな役割とアジア太平洋 日英 知の国際交流センターでの協働   
【討論会の参加者】(50音順)   
安達紀子(東京都総合特区推進担当課長)/甘利明(経済財政政策担当大臣)/荒井啓祐(東京証券取引所ロンドン駐在員事務所長)/有馬純(JETROロンドン事務所長)/石川博紳(三井物産常務執行役員欧州・中東・アフリカ本部長兼欧州三井物産社長)/石田建昭(東海東京フィナンシャル・ホールディングス社長)/ディビッド・ウォーレン(ジャパンソサエティ会長)/マイケル・ウッドフォード(元オリンパスCEO)/宇野雅夫(在英国日本国大使館財務公使)/大沼信一(UCL教授)/大矢俊雄(財務省参事官)/岡村健司(金融庁参事官)/小野崎耕平(アストラゼネカ執行役員)/ディビッド・グラハム(ブラックロックMD)/黒木重史(日本政策投資銀行ストラクチャードファイナンス部課長)/ステファン・コーエン(ガバナンス・フォー・オーナーズ会長)/スティーブン・ゴマソール(日立ヨーロッパ会長(元駐日大使))/小松啓一郎(KRA代表)/エィドリアン・コンデゥイット(日立コンサルティング所長)/坂爪敏明(欧州復興開発銀行シニアエコノミスト)/佐藤隆文(東京証券取引所自主規制法人理事長)/パオラ・サバッキ(チャタムハウス国際経済部長)/ジェイスン・ジェイムズ(大和日英基金事務局長)/ディビッド・ジェフリー(エイザイ(欧州)副社長)/ダグラス・シガース(英財務省インフラUK ファイナンス部門長)/篠沢義勝(ロンドン大学東洋アフリカ研究学院上級講師)/下田屋毅(サステイナビジョン代表取締役)/下濱愛(TERP London代表)/鈴木憲(ロンドン大学クィーン・メアリー教授)/デボラ・ズルコウ(アリアンツ・グローバルインベスターズ チーフインベストメントオフィサー)/竹森俊平(慶應義塾大学経済学部教授)/ウィリアム・チャレンスキ(アストラゼネカ副社長)/ティエリー・デオ(メリディアン・インフラストラクチャーCEO)/グリス・デンハム(英保健省薬事産業課長)/戸田洋正(JCCM代表)/中島勇一郎(Crimson Phoenix代表)/ロビン・ニブレット(チャタムハウス所長)/ジョン・ヌジー(OMFIフォーラム研究所顧問)/野崎彰(OECD金融企業局シニア政策アナリスト)/土師潤(全国銀行協会金融調査部次長)/林春樹(三菱商事インターナショナル(欧州)社長)/ジェイムズ・ハリス(クリーンエネルギー・ヨーロッパAMEC 所長)/フィリップ・ハワード(GRジャパン共同設立者)/ジョン・ブカナン(ケンブリッジ大学CBR研究員)/福本拓也(経済産業省経済産業政策局企業会計室長)/アンドリュー・フレイザー(三菱商事顧問)/ジャン=セルジュ・ボアサヴィ(Vinci(フランス)国際部長)/堀江裕(厚生労働省国際課長)/ホスック・リー=牧山(ECIPE研究所長)/マクドナルド昭子(オーシャンブリッジ・マネジメント講師)/待井寿郎(国際協力銀行欧阿中東地域統括)/宮田俊男(HGPIエグゼクティブダイレクター)/武藤敏郎((元財務事務次官)大和総研理事長)/グラント・ルイス(大和キャピタル・マーケッツMD)/ヤン=ヴィレム・ルイスブルック(APG アセット・マネジメント上級ポートフォリオマネージャー)/渡辺博史((元財務官)国際協力銀行総裁)