2025年における民間保険の役割り

2025年における民間保険の役割り

定価:2,200円(税込)

編・著者名:村上賢二

発行日:2014年08月18日

判型・体裁・ページ数:A5・192ページ

ISBNコード:978-4-322-12440-8

書籍の説明

著者の略歴

村上 賢二(むらかみ けんじ)   
株式会社病診経営 代表取締役 CEO   
国内大手生保で教育研修、外資系生保で代理店担当・教育・育成などに携わる。より良い医療環境づくりを目指し、2004年(株)病診経営を設立。現在は、医療・介護機関向け経営コンサルタントとして活躍するとともに、保険会社をはじめ、金融機関、医療機関、税理士会、一般顧客向け等のセミナーを多数実施。著書に「医療・介護向け金融に強くなる講座」共著(株)きんざい、「営業店のための医療・介護向け取引推進事典」共著(株)きんざいなど。   
明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科修了(経営管理学修士、MBA)。CFP(R)、一級FP技能士、日本医療バランスト・スコアカード研究学会会員。   

書籍紹介及び目次抜粋

今、民間保険に人々の生命と安心を守る   
“覚悟”が求められている。   
2025年問題とは、2025年5人に1人が75歳以上となり、超高齢化社会へ突入する。また、社会保障費が150兆円にもなると推計されており、現状の医療・介護を公的保障で賄うことが困難になるとされている。   
・医療および介護政策の変遷から、変わりゆく保険の商品性を結びつけ、これからの民間保険の役割りをひも解きます。   
・国が考える社会保障の在り方を知ることは、「何に備えるべきか?」と顧客の悩みに答える道標になります。   
・高齢者はもちろん、これからの時代を担う世代に対するアプローチの勘所をデータに基づき解説します。   
・保険各社の最新事例を掲載しています。   
●主要目次●   
第1章 2025年の公的保障を知るための温故知新   
 1.今、国家を脅かす社会保障費とは   
 2.支え手が減って、支えられる人が増える   
 3.変わり続ける公的医療制度   
第2章 世界トップクラスの長寿を支えたわが国の医療   
 1.医療を取り巻く現状   
 2.病気は「治らないけど死なない」ものが中心に   
 3.疾病対策は「治療」から「予防」へ   
 4.病気の予備軍はこんなにたくさん   
 5.食も、考え方も、志向も、昔と変わった   
 6.診療報酬による医療政策の舵取り   
第3章 人類未踏の高齢化社会を支えるわが国の介護   
 1.これからどうなる!?公的介護保険   
 2.要介護が必要になる主な原因   
 3.これから体験する人が多くなる介護の実態   
第4章 2025年に果たすべき民間保険の役割とは   
 1.死亡保障から生存保障へ   
 2.病気・介護の備えへの尺度が変わる   
 3.QOLに寄り添う民間保険の役割   
コラム   
●緑茶・コーヒー摂取で病気の発症リスクが下がる?!   
●尊厳死   
●100歳で100万円のお祝い金   
●2025年の日常はどんな世界?