不動産の基礎知識と評価手法

不動産の基礎知識と評価手法

定価:3,740円(税込)

編・著者名:小野兵太郎 著

発行日:2014年05月21日

判型・体裁・ページ数:A5並・372ページ

ISBNコード:978-4-322-12436-1

書籍の説明

著者の略歴

小野 兵太郎(おの ひょうたろう)   
不動産鑑定士 早稲田大学法学部卒。日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行後、審査部鑑定室、債権流動化室において鑑定評価業務、担保評価業務に従事、1999年6月に同行退職。   
現在は、ディー・ディー・マイスター株式会社 専任不動産鑑定士。著書に『不動産の時価評価』(共著 東洋経済新報社)、『事例でわかる不動産評価』(共著 日本経済新聞社)。   

書籍紹介及び目次抜粋

◆不動産についての基礎知識、不動産の経済価値判定のための評価手法を詳解。各論では、類型別に、(1)オフィスビル、(2)日本旅館、(3)ビジネスホテル、(4)商業ビル(ショッピングセンター)、(5)物流施設、(6)高齢者住宅(有料老人ホーム、サ高住)、(7)工場の評価について、特徴とポイントをわかりやすく解説。   
◆不動産の証券化や事業用不動産の取扱いなど、不動産の収益構造を把握する必要性が高まっているほか、売却・回収提案を行う機会も増えてきている。また、建物の耐震性能や土壌汚染、PCBやアスベストといった環境問題、維持管理費用、長期修繕計画、さらにはテナントの賃料等の知識が金融機関の融資担当者には不可欠になっている。こうした今日的テーマも網羅した最新テキスト。   
◆本部の融資・審査担当者はもとより、営業店の融資・渉外担当者必携。   
●主要目次●   
総論 不動産経済価値のとらえ方と評価の実務ポイント   
第1章 不動産市場と経済価値の動き―バブル経済から崩壊、リーマンショックを経ての流れをふまえて―   
I 「不動産バブル、バブル崩壊、ファンドバブル、リーマンショック、そしていま」   
II 不動産価格を動かす法則性と今後の動きの予測   
III 複雑化する不動産と金融との関係   
IV 不動産の経済価値を知るということ   
第2章 不動産をみるために必要となる基礎知識   
I はじめに   
II 不動産の定義と登記制度   
III 土地・建物をみるにあたっての基礎知識と調査方法   
第3章 不動産の特性と価格メカニズムの理解   
I はじめに   
II 不動産の経済的な特性   
III 不動産市場の特性と経済価値   
IV 需要目的と不動産の経済価値のとらえ方の違い   
第4章 価格三面性と評価手法   
I 不動産の経済価値と価格三面性   
II 価格三面性と不動産評価手法   
第5章 不動産鑑定評価と目的   
I はじめに   
II 不動産評価にあたっての基本的事項   
III 不動産鑑定評価の目的と現実の評価における留意点   
第6章 担保不動産の見方と評価   
I はじめに   
II 担保不動産としての適格性   
III 不動産担保評価の現状   
IV 担保評価における留意点   
各論 類型別不動産評価の考え方   
類型その1 オフィスビルの評価   
類型その2 日本旅館の評価   
類型その3 ビジネスホテルの評価   
類型その4 商業ビル(ショッピングセンター)の評価   
類型その5 物流施設の評価   
類型その6 高齢者住宅(有料老人ホーム・サ高住)の評価   
類型その7 工場の評価