金融機関 窓口コンプライアンス その窓口業務は法令等遵守違反です(第二版)

改正犯罪収益移転防止法はじめ 最新の法令改正や最高裁判所の判例に完全対応!

金融機関 窓口コンプライアンス その窓口業務は法令等遵守違反です(第二版)

定価:1,320円(税込)

編・著者名:小澤一滋

発行日:2013年12月05日

判型・体裁・ページ数:四六判・180ページ

ISBNコード:978-4-322-12422-4

書籍の説明

著者の略歴

1969年生まれ。1992年中央大学法学部卒業後、株式会社静岡銀行に入行。現在、コンプライアンス部コンプライアンスグループのビジネスリーダーとして活躍中。司法書士、行政書士、宅地建物取引主任者の資格を保有している。   

書籍紹介及び目次抜粋

店内研修テキストに最適!   
◆事例から学ぶコンプライアンス   
営業店で起こるコンプライアンス違反の場面をピックアップ。マンガと事例で違反行為を再現しています。最初に法律ありきではなく、身近な事例から重要な法令等を学べるため、難しい法令等の解説も興味深く読めます。   

◆何が、なぜ、どうする、が明快   
解説部分を「ここが違反!」「なぜ違反?」「とるべき対応!」の3つに整理。事例の何が違反行為なのか、その根拠は何か、どう対応すべきなのか、がスッキリ理解できます。   

◆マンガと事例だから3分でわかる   
コンプライアンス違反の瞬間をマンガで表現。   
違反行為を明確にイメージできるため、シッカリ記憶できます。解説部分はやさしく簡潔に記述していますが、忙しい方はマンガと事例と結論(とるべき対応)を読むだけでOK。3分でひとつの事例がわかります。   

●主要目次●   
第1章 預金業務   
ケース1 架空名義預貯金口座の開設   
ケース2 預貯金口座の不正利用   
ケース3 代理人による口座開設と本人確認   
ケース4 連名による口座開設依頼   
ケース5 当座勘定取引の開始と信用調査   
ケース6 現金の取扱い   
ケース7 他行との情報交換による預貯金金利の決定   
ケース8 預貯金者の意思に基づかない預貯金の支払い   
ケース9 お客さまからの代筆依頼   
ケース10 便宜払いによる預貯金の支払いと金融機関の責任   
ケース11 預貯金払戻時の特段の事情   
ケース12 帰属に争いが生じた預貯金   
ケース13 清算会社の預貯金   
ケース14 破産管財人名義預貯金の支払い   
ケース15 差押命令送達時の留意点    
ケース16 年金の振込後の預貯金差押   
ケース17 偽造・盗難カードの被害額補てん   
第2章 手形・小切手   
ケース18 線引小切手による口座開設   
ケース19 手形・小切手の線引の抹消   
ケース20 小切手金額の複記   
ケース21 振出日前に支払呈示された先日付小切手   
ケース22 当座取引先の死亡   
ケース23 自己宛小切手の再発行   
第3章 諸届・手続き   
ケース24 保護者と後見人   
ケース25 任意後見人の代理権の範囲   
ケース26 代表取締役死亡後の取引   
ケース27 団体代表者死亡時の預貯金の取扱い   
ケース28 預貯金取引明細と守秘義務   
ケース29 相続預貯金の払戻対象者   
ケース30 相続の放棄   
ケース31 養子の相続権と代襲相続   
ケース32 契約者死亡後の貸金庫の開扉   
第4章 為替業務   
ケース33 振込手続きの遅延による金融機関の責任   
ケース34 10万円を超える現金による振込依頼   
第5章 その他業務   
ケース35 カードローン販売時の説明義務   
ケース36 お客さまへの法務・税務アドバイス   
ケース37 盲導犬を同伴したお客さまへの対応   
ケース38 パブリシティ権・著作権の侵害   
ケース39 定款の閲覧請求   
ケース40 他金融機関の批判と法律上の問題