外為渉外

外為渉外

定価:3,080円(税込)

編・著者名:大村博 著

発行日:2013年12月09日

判型・体裁・ページ数:A5並・280ページ

ISBNコード:978-4-322-12376-0

書籍の説明

著者の略歴

大村 博(おおむら ひろし)   
FXソリューションズ代表   
1948年1月静岡市生まれ。1971年3月一橋大学法学部卒。1971年4月富士銀行入社。2013年1月みずほ銀行退社。現在、みずほ総合研究所講師、外国為替コンサルタントとして、外国為替、貿易実務、国際業務に関する執筆およびセミナーを行う。   
〈主な著書〉   
外為エッセンシャルシリーズI 外国為替』(金融財政事情研究会)、『国際業務サポートのための外為取引トレーニング』(ビジネス教育出版社)   

書籍紹介及び目次抜粋

「外為」は新規開拓推進の切り札!   
◆外為に苦手意識をもつ方でも「これだけ知っていれば外為渉外ができる」必要十分な内容をコンパクトに解説。外為を切り口とした渉外活動のノウハウが満載。   
◆業種、規模を問わず高まりつつある取引先企業の外為ニーズ。「お客さまは何を欲しているのか。何が必要なのか」という実態把握とニーズ発掘、さらには、取引先新規開拓のための具体的なアプローチ方法を伝授。   
◆外為担当者に加えて、海外取引のある企業を担当する法人渉外担当者等、必読の書。   
   
●主要目次●   
第1章 外為ニーズの背景   
1 外為業務の重要性とメリット/2 日本経済のグローバル化と円高・円安/3 お客さまから信頼される渉外担当者になる   
第2章 外為業務の特徴   
1 外為業務の特色/2 外国為替には相場がある/3 外為相場の種類と仕組み/4 外為相場の見方・読み方/5 外為相場が変動する要因/6 外国為替には為替リスクがある/7 コルレス契約とスイフト   
第3章 外為取引のメリット   
1 金融取引総合化に欠かせない外為取引/2 外為取引には大きなメリットがある   
第4章 外為ソースの発掘と実態把握   
1 外為ソースの発見方法/2 外為実態把握が最も大事!/3 外為新規開拓のための手法/4 既存取引先の見直しとチェック/5 海外進出案件の発見方法/6 お客さまとの接点をどこで見出すか   
第5章 貿易外取引の推進と渉外活動   
1 ボウエキガイという外為取引/2 両替取引は外為渉外の第一歩/3 身近に行われている外国送金   
第6章 輸出取引の推進と渉外活動   
1 輸出取引先への渉外活動/2 中小商社へ新規セールスをするには/3 情報収集は渉外活動の要   
第7章 輸入取引の推進と渉外活動   
1 輸入取引先への渉外活動/2 輸入代金の決済を猶予するユーザンス   
第8章 資本取引の推進と渉外活動   
1 外貨預金は本当に高金利か/2 インパクトローンの取引推進   
第9章 さらにレベルアップした外為渉外活動   
1 直接貿易を進める渉外活動の展開/2 仲介貿易に対する渉外活動/3 アドバンテージを生かした外為渉外/4 営業あっせんの有効活用/5 海外展開支援の渉外活動   
第10章 外為与信管理の考え方とその手法   
1 外為取引は与信である/2 輸出取引における与信管理/3 輸入取引における与信管理/4 外貨貸付の与信管理/5 為替予約における与信管理/6 業況悪化のつかみ方   
第11章 外国為替のリスクとその回避策   
1 外国為替のリスクと種類/2 為替相場に関するリスクとは/3 為替リスクの回避策/4 リスク対策としてのデリバティブの活用/5 外貨預金のリスク対策/6 債券の格付とカントリーリスク/7 非常リスクや信用リスクを回避する   
巻末資料   
1 信用状取引約定書ひな型/2 外国向為替手形取引約定書ひな型/3 外国送金取引規定ひな型