SUMMARY COURT

ある日の簡易裁判所

SUMMARY COURT

定価:1,980円(税込)

編・著者名:岩田和壽 著

発行日:2013年08月08日

判型・体裁・ページ数:A5並・208ページ

ISBNコード:978-4-322-12351-7

書籍の説明

著者の略歴

岩田 和壽(いわた かずとし)   
平成4年仙台簡易裁判所判事、平成5年大船簡易裁判所判事、平成8年札幌簡易裁判所判事、平成11年東京簡易裁判所判事、平成14年横浜簡易裁判所判事、平成17年土浦簡易裁判所判事、平成20年東京簡易裁判所判事、平成23年横浜簡易裁判所、現在に至る。   

書籍紹介及び目次抜粋

『月報司法書士』の好評連載「ある日の簡易裁判所」が待望の書籍化!   
◆事務官、書記官、裁判官が織りなす軽妙な法律談議に耳を傾ければ、くらしの中の法律問題が見えてくる   

◆更新料返還請求や少額訴訟から和解や民事調停手続まで、簡易裁判所で取扱の多いテーマが満載   

◆司法書士、簡易裁判所事務官、書記官、裁判官、調停委員、その他簡易裁判所代理業務に携わる方必読の書   
推薦のことば   
 「ある日の簡易裁判所」は、「月報司法書士」の2010年5月号から掲載が開始され、現在も誌面を飾っていただいている。   
 本書の内容は多岐にわたるが、会話形式で説明がなされており、堅苦しさを感じることなく読み進めることができるので、その点において、法律雑学的な部類に属するともいえるが、簡易裁判所の実務の取扱いの説明や判例の紹介などもなされているので、裁判実務書的な面をも備えているものともいえる。   
 また、「ある日の簡易裁判所」が多くの会員に読まれ、大変好評であるということは周知しているが、様々な場面において、掲載内容が研修会等に活用されている事実は、我々としても喜びとするところである。   
 平成14年5月7日に公布され、平成15年4月1日から施行された改正司法書士法により、認定司法書士が簡易裁判所における訴訟代理業務等を行うことができるようになり、節目の10年が経過した。その間の簡裁代理権の実績等についてはあえて述べるまでもなく、また「くらしの中の法律家」として司法書士の存在は国民の間に深く浸透してきている。国民の期待に応えるためにも、司法書士は、ますますの自己練磨と法律的素養の培養、裁判実務の知識・経験が要求されるものである。   
 本書は、司法書士にとって、法律的な基礎知識及び簡易裁判所の裁判実務を知るうえでの格好の書といえるが、司法書士はもとより、法律に携わる方々、裁判実務や法律に興味を持つすべての人にも大変参考になるものと思われるので、ここに広く推薦する。   
日本司法書士会連合会
会 長 齋木 賢二
●目  次●   
1.解雇予告手当 少額訴訟手続受付窓口にて   
2.更新料返還請求 少額訴訟手続受付窓口にて   
3.少額訴訟手続   
4.和解手続 日比谷公園にて   
5.民事調停手続(その1)   
6.民事調停手続(その2)   
7.訴訟代理人   
8.送達手続   
9.督促手続   
10.建物賃貸借関係(その1)   
11.建物賃貸借関係(その2)   
12.建物賃貸借関係(その3)   
13.建物賃貸借関係(その4)   
14.スポーツ関係(その1)   
15.スポーツ関係(その2)