KINZAIバリュー叢書 元気な中小企業はここが違う!

知的財産で引き出す会社の底力

KINZAIバリュー叢書 元気な中小企業はここが違う!

定価:1,540円(税込)

編・著者名:土生 哲也 著

発行日:2013年04月18日

判型・体裁・ページ数:四六版・248ページ

ISBNコード:978-4-322-12311-1

書籍の説明

著者の略歴

土生 哲也(はぶ てつや)
1989年京都大学法学部卒業、日本開発銀行(現・株式会社日本政策投資銀行)入行。
知的財産を担保にしたベンチャー企業向け融資や、同行系ベンチャーキャピタルの立上げを担当する。2000年弁理士登録、2001年土生特許事務所開業。金融、ソフトウェアなどの特許実務に携わるほか、特許庁や各地の経産局で中小企業向け知的財産戦略関連事業の委員を歴任し、中小企業経営者や金融機関向けセミナーの講師も多数務めている。
主な著書に、『よくわかる知的財産権担保融資』(金融財政事情研究会)、『経営に効く7つの知財力』(発明協会)、『知的財産のしくみ』(日本実業出版社)、『知的財産の分析手法』(中央経済社)がある。

書籍紹介及び目次抜粋

中小企業、地域経済、日本経済に元気や自信を与えてくれるヒント満載!!
元気な中小企業で見つけた共通の特徴、どうして「説明」が大切なのか、どうして「挨拶」が大切なのか、元気の影に知的財産あり!
■ 他との違いを「見える化」するナベル、オーティス
■ 創意工夫の促進で社内を「活性化」する昭和精工、しのはらプレスサービス
■ ライバル企業の動きをコントロールするシード、エルム、JDC
■ 取引先との交渉力を強化するエンジニア
■ パートナーとの関係をつなぐ海洋建設
■ 顧客の安心を保障するゼネラルパッカー
など知的財産の8つのはたらきを具体的に紹介
「日本では、どうしてベンチャー企業が育ちにくいのか。2000年には200社を超えていた新規株式公開の件数が、2009年には19社に激減。また以前のようなテーマが議論されていることがあるようです。しかしいつまでも同じ議論を繰り返してばかりでは進歩がありません。経済成長の新しい牽引役を、日本には、日本のカルチャーにあった、シリコンバレー・モデルにも負けないような日本型の成長モデルも追求していくべきではないでしょうか。」 「第2部 中小企業の力で「ニッポン」を元気にしよう!」より抜粋
●主要目次●
第1部 知的財産の力で「会社」を元気にしよう!
第1章 元気な中小企業の「説明力」と「挨拶力」
1 中小企業の「知的財産」に注目する
2 元気な中小企業で見つけた共通の特徴
3 どうして「説明」が大切なのか
4 どうして「挨拶」が大切なのか
5 ファンがふえ、応援団がふえる
6 元気の背景に知的財産あり
第2章 中小企業の元気を育む知的財産
1 知的財産って何?
2 知的財産制度のアウトライン
3 知的財産の特徴
4 知的財産マネジメントとは
5 知的財産の力はどのようにはたらくのか
第3章 知的財産の八つのはたらき
1 他との違いを「見える化」するはたらき
2 工夫の成果を企業の「財産」にするはたらき
3 創意工夫の促進で社内を「活性化」するはたらき
4 ライバル企業の動きをコントロールするはたらき
5 取引先との交渉力を強化するはたらき
6 顧客にオリジナリティを伝えるはたらき
7 パートナーとの関係をつなぐはたらき
8 顧客の安心を保障するはたらき
第4章 中小企業を元気にする秘訣
1 知的財産で顧客と企業を結びつける
2 企業の悩みに「知的財産」で何ができるか
3 元気な中小企業の共通点と「知的財産」
4 会社が元気になる理由の本質
5 これから知的財産への取組みを始める中小企業の皆様へ
第2部 中小企業の力で「ニッポン」を元気にしよう!
第1章 中小企業を再考する
1 「中小企業」は弱者なのか
2 従来のイメージと一線を画す元気で前向きな中小企業
第2章 元気な中小企業の力で日本経済を活性化
1 「ベンチャー企業が育たない」と嘆いてばかりいても仕方がない
2 各地にある元気な中小企業が成長の担い手に
3 考える中小企業・やる気のある中小企業の層の厚さがニッポンの強み
4 中小企業の力でニッポンを元気にしよう!