任意売却の登記あ・ら・かると

任意売却の登記あ・ら・かると

定価:2,640円(税込)

編・著者名:著 大野 静香

発行日:2013年01月17日

判型・体裁・ページ数:A5・236ページ

ISBNコード:978-4-322-12192-6

書籍の説明

著者の略歴

大野 静香(おおの しづか)
昭和54年3月 埼玉県立浦和第一女子高等学校卒業
昭和58年3月 國學院大學文学部史学科卒業
平成7年11月 司法書士試験合格
平成8年3月 大野司法書士事務所開設
平成16年3月 簡裁訴訟代理関係業務認定
平成22年11月 司法書士法人大野事務所に組織変更
[主な著作]
根抵当権の確定と登記(一般社団法人金融財政事情研究会)、新訂 貸出管理回収手続双書 仮差押え仮処分・仮登記を命ずる処分(一部執筆・一般社団法人金融財政事情研究会)、銀行窓口の法務対策3800講 IV 担保編(一部執筆・一般社団法人金融財政事情研究会)、問答式不動産登記の実務(一部執筆・新日本法規出版株式会社)、「オンライン登記申請が新しいステージへ~登記・供託オンライン申請システムの運用開始~」(登記研究757号)、「不動産登記オンライン申請における「特例方式」一年を振り返って」(登記研究733号)、「不動産オンライン登記申請にいかに取り組むか」(金融法務事情1835号)、「不動産登記オンライン申請体験記」(登記情報555号)、「オンライン登記申請と共同立会い」(登記情報561号)

書籍紹介及び目次抜粋

ポスト円滑化で急増が見込まれる「任意売却」手続き
◆「月刊登記情報」の好評連載を大幅加筆し書籍化
◆担保権実行による競売手続が進行中の場合、滞納処分による差押えがされている場合など、さまざまなケースについて、詳細な論稿と関連の書式、文献等を掲載。
◆登記先例・通達等で明らかにされていない部分についての登記実務上の取扱い等にも言及
◆司法書士はもとより、金融機関の債権管理・回収の担当者、サービサー職員、弁護士、不動産業従事者、事業会社の債権管理・回収の担当者は必読の書
●主要目次●
I 任意売却とは
1 任意売却の概念
2 任意売却のメリット
3 任意売却のデメリット
4 任意売却の手順
II 不動産の処分権限の所在
1 担保不動産の処分権限者は誰か
2 延滞・第1回不渡り・銀行取引停止処分等の支払停止の事実の発生
3 債権者による担保権実行による競売
4 法的清算手続開始の申立後、開始決定前
5 法的清算手続開始後の処分権限者
6 信託受益権の場合
III 登記申請手続における留意点並びに申請情報及び添付情報等
1 ご注意いただきたいこと
2 配分案と登記費用
3 競売手続開始による差押えと任意売却
4 滞納処分(の例)による差押えと任意売却
5 破産手続開始の決定後の任意売却
6 民事再生手続開始の決定後の任意売却
7 会社更生手続開始の決定後の任意売却
8 特別清算開始の命令の発令後の任意売却
9 相続人不存在により相続財産管理人が選任されている場合
10 所有者(登記義務者)が収監中の場合
11 信託受益権の任意売却
12 担保権者が破綻している場合
IV Q&A
1 競売申立後の任意売却
2 滞納処分による差押えと任意売却
3 破産手続開始の決定後の任意売却
4 民事再生手続開始の決定後の任意売却
5 会社更生手続開始の決定後の任意売却
6 特別清算開始の命令の発令後の任意売却
7 相続人不存在により相続財産管理人が選任されている場合
8 所有者(登記義務者)が収監中の場合
9 信託受益権の任意売却
V 参考文献一覧