びっくりするほど経営分析がよくわかる本

びっくりするほど経営分析がよくわかる本

定価:1,650円(税込)

編・著者名:金児 昭 監修、末松 義章 著

発行日:2013年02月20日

判型・体裁・ページ数:A5・116ページ

ISBNコード:978-4-322-12169-8

書籍の説明

著者の略歴

〈監修者紹介〉
金児 昭(かねこ あきら)
信越化学工業(株)顧問、経済・金融・経営評論家、作家、日本CFO(最高「経理・財務」責任者)協会最高顧問、世界と/または日本「経理・財務」研究学会会長、前金融監督庁(現金融庁)顧問(専門分野「企業会計」)、前公認会計士試験(口述・筆記)試験委員。
〈著者紹介〉
末松 義章(すえまつ よしあき)
千葉商科大学大学院客員教授。文京学院大学外国語学部・同大学院講師。
著書『不正経理処理の実態分析』『倒産・粉飾を見分ける財務分析の仕方〔第4版〕』(以上、中央経済社)、『企業審査とリスク・マネジメント』(金融財政事情研究会)等。

書籍紹介及び目次抜粋

経営分析のスキルを身につけて、
企業の実態を把握する
◆一般にむずかしいと思われている経営分析を、決算書の見方、各種数値・指標の活用方法を含めてわかりやすく解説。
◆取引先の現状把握や、会社の財務内容や問題点等を知るために必須となる経営分析のスキルを効率的に身につけることが可能。
◆一般企業や金融機関において初めて審査・与信管理に携わる方のための経営分析入門書の決定版!
●主要目次●
第1章 決算書の見方について
第1節 貸借対照表
(1) 貸借対照表の見方 (2) 現金・預金の見方 (3) 売掛金と受取手形の見方 (4) 売掛債権回転期間の見方 (5) 棚卸資産の見方 (6) 償却資産の見方 (7) 土地の見方 (8) 買掛金・支払手形の見方 (9) 買掛債務回転期間の見方 (10) 運転資金負担分析の仕方 (11) 倒産企業の運転資金負担を分析 (12) 借入金の見方 (13) 純資産の部(自己資本)の見方
第2節 損益計算書
(1) 損益計算書の見方I―一会計期間のすべての収益と費用を記載して利益を表示するもの (2) 損益計算書の見方II―前期・他社との比較のほかに隠された営業外での実態を把握する
第3節 決算書に関する法体系について
企業会計原則と諸法規について
第2章 収益性分析
第1節 総資本利益率
(1) 基本的考え方 (2) 売上高利益率 (3) 総資本回転率(4) 倒産企業でみた具体例について (5) 自己資本利益率(Return on Equity、ROE)について
第2節 損益分岐分析
(1) 基本的考え方 (2) 損益分岐点の算出方法 (3) 損益分岐点の位置と安全余裕率について (4) 収益力向上策について (5) CVP分析について
第3節 付加価値分析
(1) 基本的考え方 (2) 付加価値の算出方法 (3) 生産性分析 (4) 分配率分析 (5) 具体例
第3章 安全性・流動性分析
第1節 静態分析
(1) 静態分析に使われる主な比率 (2) 流動比率の意味と限界 (3) 固定比率の意味 (4) 自己資本比率の意味 (5)借入依存度の意味 (6) 倒産企業でみた具体例について
第2節 回転期間分析
(1) 回転期間分析に使われる主な比率 (2) 売掛債権回転期間の意味と使い方 (3) 棚卸資産回転期間の意味と使い方 (4) 買掛(仕入)債務回転期間の意味と使い方 (5) 運転資金負担回転期間の意味と使い方 (6) 具体例について
第3節 経常収支分析(動態分析)
(1) 利益管理と資金管理の相違点 (2) 収支のバランス (3) 経常収支の算出方法 (4) 経常収支尻と経常利益との乖離 (5) 事例分析 (6) キャッシュフローを改善するための主なポイント