取引の相手方と金融実務【改訂版】

取引の相手方と金融実務【改訂版】

定価:5,500円(税込)

編・著者名:吉原 省三 監修

発行日:2013年05月09日

判型・体裁・ページ数:A5・476ページ

ISBNコード:978-4-322-12135-3

書籍の説明

著者の略歴

〈監修者紹介〉
吉原 省三(よしはら しょうぞう)
1933年生まれ。兵庫県出身。1955年司法試験合格。1956年東京大学法学部卒業、三菱銀行入社。1965年弁護士・弁理士登録。
〈著書〉
『銀行取引法の諸問題I・II・III』『債権保全入門』(以上、金融財政事情研究会)、『銀行取引』(共編・有斐閣)等、多数。

書籍紹介及び目次抜粋

金融実務のロングセラー、10年ぶりに待望の全面刷新!
◆金融機関の取引先との関連で起こりうるさまざまな問題を、「本人確認」「個人との取引」「法人との取引」「法的整理等」「民事介入暴力への対応」の5章に分けて、一問一答形式で解説。
◆設問に対する結論をコンパクトに整理したうえで、その背景と実務対応を詳細かつ平易に解説。
◆会社更生法、破産法、会社法、犯罪収益移転防止法等の改正、一般社団財団法、公益社団財団法の制定、さらにはLLP(有限責任事業組合)の登場など、金融機関を取り巻く情勢の変化に対応。
◆巻末資料として、「各種取引先の法的性格と代表者の資格一覧表」を掲載。取引先種類ごとの確認書類とその根拠法規、代表者と双方代理となる場合の処置などを一目で把握することが可能。
◆金融機関行職員だけではなく、その取引先、弁護士等必携の書。
●主要目次●
第1章 金融機関における本人確認
第1節 犯罪収益移転防止法等
第2節 自然人および確認資料
第3節 法人および確認資料
第2章 個人との取引
第1節 取引の開始
第2節 代理人との取引
第3節 取引先の死亡・相続
第4節 外国人との取引
第3章 法人との取引
第1節 基礎知識
第2節 代表取締役との取引
第3節 会社との取引
第4節 各種法人との取引
第5節 支店、出張所、支社との取引
第6節 解散、通常清算
第7節 合併、会社の分割、組織変更
第8節 外国法人との取引
第9節 地方公共団体・地方公営企業
第4章 法的整理等
第1節 事業再生手続を利用する場合の取引
第2節 取引先が民事再生になった場合の取引
第3節 取引先が会社更生になった場合の取引
第4節 取引先が破産手続開始決定を受けた場合の取引
第5節 取引先が特別清算になった場合の取引
第5章 民事介入暴力への対応
〔資料〕 各種取引先の法的性格と代表者の資格一覧表