日本銀行にてマクロ経済分析を担当、統括。1994~1997年国際通貨基金政策開発局出向。その後2008年6月まで、日本銀行金融機構局参事役として、日本の不良債権問題の分析や、大手金融機関考査・リスク管理高度化、バーゼルIIの国内実施を主導すると同時に、バーゼル委員会傘下の多くの会議のメンバーとして、国際的な議論に参画する。現在は、主要金融機関に対するリスク管理に係るコンサルティング業務に従事する。2009年1月よりGARP(Global Association of Risk Professionals)東京地区理事。著書に『バーゼルIIIの衝撃』(東洋経済新報社)、“Banks At Risk”(共著、John Wiley&Sons)、『グローバル金融危機後のリスク管理』(金融財政事情研究会)、“Post Crisis Risk Management”(John Wiley& Sons)。