事例に学ぶ 苦情・クレーム対応の勘所

初動対応のポイントと金融ADR

事例に学ぶ 苦情・クレーム対応の勘所

定価:2,640円(税込)

編・著者名:香月裕爾監修、炭本典生著

発行日:2012年06月26日

判型・体裁・ページ数:A5・340ページ

ISBNコード:978-4-322-12108-7

書籍の説明

書籍紹介及び目次抜粋

苦情・クレームの特徴を分析、類型化し、
「事例」を通じて対応の極意を修得する。
◆増加傾向にある苦情やクレーム、反社会的勢力からの不当要求に何の知識も準備もなく対応すれば、状況は必ず悪化する。だれもが苦手意識をもつ苦情・クレーム対応について、その特徴を分析、類型化し、類型ごとの対応方法やポイントを明示。
◆営業店で実際に起こりうる具体的な13の事例を取り上げ、わかりやすく解説。反社対応や金融ADR、金融円滑化対応などももれなくフォロー。
◆営業店の職員、役席、管理職、お客様相談室などといった本部セクションの方まで、苦情・クレーム案件に対応されている方に最適の1冊。
●主要目次●
I 基礎知識編
第1章 苦情・クレームの本質
1 最近の苦情・クレームの傾向
2 金融機関の苦情等受付態勢
3 金融機関に寄せられる苦情・クレームの3つの特徴
第2章 求められる顧客サポート等管理態勢の確立
1 金融検査での位置づけ
2 顧客保護等管理態勢について
第3章 苦情・クレーム対応がうまくなるには
1 なぜ苦情・クレーム対応が苦手なのか
2 初動対応での失敗をなくすには
II 実践編
第1章 突発型の苦情・クレーム
第2章 潜伏型の苦情・クレーム
第3章 申出内容による分類
第1節 5つの分類
1 分  類
2 分類→仕分け
第2節 苦  情
第3節 言い掛かり
第4章 申立者の分類
第1節 分  類
1 分類で異なる対応の難易度
2 フェース確認の重要性
3 分  類
第2節 一般のお客様(利用者)
第3節 精神障がいが疑われるお客様(利用者)
第4節 クレーマー
1 増加傾向にあるクレーマーによる被害
2 クレーマー判定法
3 クレーマーのタイプ別対応法
4 担当者へのメンタルケア
第5節 反社会的勢力(暴力団等)
1 反社会的勢力(暴力団等)とは
2 金融機関の反社対応
3 手口による分類
4 通常の苦情・クレームを装った反社圧力
第6節 クレーマー・反社情報の管理と継承
第5章 リスク性商品に関するクレーム
第6章 住宅ローンに関する苦情・クレーム
第7章 金融円滑化に関する苦情・クレーム
1 金融円滑化法の概要
2 コンサルティング機能発揮に関する監督指針
第8章 慢性化した苦情・クレーム
第9章 お客様の声は「宝の山」
III 資料編