企業コンプライアンス態勢のすべて[新訂版]

企業コンプライアンス態勢のすべて[新訂版]

定価:3,520円(税込)

編・著者名:大塚和成 編著                  滝川宜信・藤田和久・水川聡 著

発行日:2012年05月25日

判型・体裁・ページ数:A5・496ページ

ISBNコード:978-4-322-11985-5

書籍の説明

書籍紹介及び目次抜粋

◆築城3年、落城1日! 不祥事の発覚から企業の消滅までは驚くほど速い。すべての企業がコンプライアンス態勢を整え、不正を許さない健全な体質を求められている。
◆好評『内部統制対応版 企業コンプライアンス態勢のすべて』を全面改訂。
◆第三部「反社会的勢力に対するリスク管理のためのコンプライアンス態勢」を新設、反社会的勢力への対峙態勢の構築を強力にサポート。
◆新たに、第三者委員会の活用に関する記載を追加、重大な不祥事発生時にも速やかに対応するための実務のノウハウを解説。
◆企業の現場でのコンプライアンス態勢構築・運営に際し、注意すべきポイントをわかりやすく詳説。
◆チェックシート、工程表など、現場で使える具体的な「ツール」を多数掲載、実務家必読の書!
●主要目次●
第1部 総論編
第1章 コンプライアンスとは何か
1 コンプライアンスの意義/2 用語の整理
第2章 なぜ、コンプライアンス態勢の構築が求められるのか
1 企業を取り巻く社会環境の変化/2 法的環境(制度環境)の変化―内部統制の制度化―/3 コンプライアンスに対する企業・経済団体・国・消費者団体等の取組状況/4 まとめ―コンプライアンスは将来に向かっての投資である―
第3章 コンプライアンス態勢の全体像
1 内部統制システムの一部分としてのコンプライアンス態勢の全体像/2 コンプライアンス態勢を構築する責任―コーポレート・ガバナンスとコンプライアンス―
第2部 実践編
第1章 第1ステップ(立上段階)
1 立上段階で行うこと―コンプライアンス態勢の立上げは、経営改革に着手することである―/2 経営トップのコミットメント/3 組織体制の整備/4 コンプライアンス規定の整備/5 コミュニケーション・システムの整備/6 内部通報制度/7 教育・研修体制/8 危機管理体制の整備
第2章 第2ステップ(運用段階)
1 運用段階で行うこと―PDCAサイクルをいかにして回すか―/2 全社計画と部門別計画の策定/3 社内啓発体制の運用/4 評価と報告/5 コンプライアンス態勢の見直し
第3部 反社会的勢力に対するリスク管理のためのコンプライアンス態勢
第1章 反社会的勢力への対応強化の流れ
1 指針公表・暴排条例施行に至るまでの経緯/2 企業にまつわる反社会的勢力との関係排除に向けた機運の高まり/3 指針と暴排条例の重なり合い/4 指針・暴排条例を前提にした善管注意義務・内部統制システム構築義務
第2章 反社会的勢力との関係遮断のための態勢構築・運用に関する実践編
1 統制環境/2 統制活動/3 情報と伝達/4 監視活動(モニタリング)/5 反社会的勢力に対するリスク管理のためのコンプライアンス態勢の見直し/6 反社会的勢力への対応に関するPDCAサイクル
第4部 資料編
資料1 消費者に信頼される事業となるために―自主行動基準の指針―/資料2 企業行動憲章実行の手引き(第6版)/資料3 東京商工会議所企業行動規範〔第2版〕/資料4 公益通報者保護法に関する民間事業者向けガイドライン/資料5 企業倫理への取組みに関するアンケート調査結果/資料6 「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」の策定にあたって/資料7 企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針/資料8 企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針に関する解説