金融機関のシステム監査の実務

実効性ある監査のために

定価：3,520円（税込）

編・著者名：新日本有限責任監査法人　編著

発行日：2012年04月05日

判型・体裁・ページ数：Ａ５・268ページ

ISBNコード：978-4-322-11977-0

書籍の説明

◆本邦初の実務書
　今やシステム抜きには金融機関の実務は成り立たない。平常かつ緊急時に正常に稼働させるために必要である「システム監査」の実務を体系的にまとめた画期的な実務書。
◆実効性ある監査にするために
　PDCA理論に沿って、目的設定、監査手順の構築、検証、手直し等、それぞれのステージでの重要事項についてわかりやすく解説した待望の書。
◆監査事例をも収録
　典型的な事例について演習問題形式を採用することで、適切な対処法を導く過程での留意事項を詳解するとともに解決策をも示した現場で即活かせる内容の実践書。
◆監査対象領域別に解説
　開発工程管理、運用工程管理、システムリスク管理、情報セキュリティ管理、外部委託管理、システム障害管理さらにはコンティンジェンシープランについての監査のポイント・留意事項を解説した関係者必読の書。

●主要目次●
第１章　はじめに: １　本書の目的; ２　金融機関におけるシステムの特徴; ３　金融機関におけるシステム内部監査の重要性
第２章　前提知識: １　各種検査・考査・監査の違い; ２　システム内部監査における留意事項
第３章　システム内部監査の手順: １　システム内部監査のプロセス; ２　監査対象領域およびテーマの優先順位づけ; ３　システム内部監査の実施; ４　システム内部監査に係る半期／年度報告; ５　システム監査に係る外部委託
第４章　監査対象領域ごとのポイント・留意事項: １　開発工程管理; ２　運用工程管理; ３　システムリスク統括管理; ４　情報セキュリティ管理; ５　外部委託管理; ６　システム障害管理・対策; ７　コンティンジェンシープラン
第５章　システム監査事例: １　演習問題における留意事項; ２　演習問題; ３　演習問題回答における留意事項; ４　演習問題の回答例
第６章　参考情報: １　システム監査人のスキル・能力体系; ２　さまざまな外部基準