CFA(R)受験のためのファイナンス講義

計量分析編

CFA(R)受験のためのファイナンス講義

定価:3,300円(税込)

編・著者名:大野忠士著

発行日:2011年09月07日

判型・体裁・ページ数:A5・268ページ

ISBNコード:978-4-322-11909-1

書籍の説明

著者の略歴

執筆者紹介
大野 忠士(おおの ただし)
筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授(ファイナンス)
1978年京都大学法学部卒業、1978年住友銀行(現三井住友銀行)入行、事業調査部次長、米州審査部長、国際企業投資部長等を歴任。2008年8月より現職。修士(経営学)(筑波大学)。コロンビア大学大学院(数理科学)中退。
[著書]
CFA(R)受験ガイドブック[レベルII](2006年)、CFA(R)受験ガイドブック[レベルI]第2版(2007年)、CFA(R)受験のためのファイナンス講義[株式・債券・デリバティブ編](2009年)

書籍紹介及び目次抜粋

◆MBAホルダーは本書籍でおさらいと合格レベルの把握を!
 初学者は英文参考書に入る前に、日本語でこの分野を押えることが合格への近道!
◆どこまで深く学習する必要があるか、CFA(R)受験指導の第一人者である筆者が、各出題テーマの合格レベルを伝授し効率的な学習をサポート。
◆日本語で「計量分析」を解説するCFA(R)受験対策テキスト、待望の刊行!
●主要目次●
第1講 時間価値
1 金利
2 将来価値
3 名目金利、実効金利、ボンド換算金利
4 年金の将来価値、現在価値
第2講 ディスカウント・キャッシュフロー
1 ネット・プレゼント・バリュー
2 内部収益率
3 NPVとIRR
4 利回り
第3講 統計の基本概念
1 統計の基本概念
2 ばらつきを測る尺度
3 チェビシェフの不等式
4 シャープ・レシオ
5 四分位点、パーセンタイル点
6 歪度
7 尖度
第4講 確率と集合
1 確率と集合に関する基本用語
2 確率に関する法則
3 ベン図
第5講 条件付確率とベイズの定理
1 イベント・ダイアグラム
2 シナリオ分析
3 ベイズの定理
第6講 共分散と相関係数
1 説明変数と被説明変数
2 散布図と相関係数
3 相関係数と共分散
4 ポートフォリオの期待値と分散
5 相関係数の検定
6 相関係数の限界
第7講 順列・組合せ
1 階乗
2 順列
3 組合せ
4 ラベリング問題、多項係数
第8講 確率分布
1 確率分布
2 離散の一様分布
3 二項分布
4 連続一様分布
第9講 正規分布
1 正規分布
2 正規分布の信頼区間
3 標準正規分布
4 正規分布を使っての確率計算
5 平均・分散分析(正規分布の応用)
6 対数正規分布
7 離散型収益率と連続型収益率
8 モンテカルロ・シミュレーションとヒストリカル・シミュレーション
第10講 標本抽出と推定
1 標本抽出
2 標本誤差と標本分布
3 よい推定量
4 中心極限定理と標準誤差
5 信頼区間と区間推定
6 t分布
7 標本に係るバイアス
第11講 仮説検定
1 仮説検定
2 片側検定と両側検定
3 z検定かt検定か
4 仮説検定における2種類のエラー
第12講 平均の差の検定
1 母集団の平均が等しいかどうかを検定するためのt検定
2 ペアになった標本の差のt検定
第13講 分散の検定〔χ2(カイ二乗)検定〕
1 χ2(カイ二乗)検定
2 χ2分布
3 χ2(カイ二乗)分布を用いた母標準偏差の区間推定
第14講 等分散性の検定(F検定)
1 母分散比の検定とF分布
2 F分布
3 2つの母分散が等しいときのF検定
第15講 回帰分析
1 回帰係数
2 最小二乗法
3 回帰方程式の前提
4 推定値の標準誤差
5 予測誤差と信頼区間
6 回帰係数の信頼区間
7 回帰係数の検定
第16講 回帰分析における分散分析表
1 分散分析表
2 決定係数
3 回帰分析におけるF検定
4 回帰分析の限界
第17講 回帰分析(その2)
1 回帰分析における統計上の問題点
2 分散不均一性
3 誤差項の自己相関/系列相関
4 多重共線性(マルチコ)
5 ダミー変数
6 被説明変数が質的変数の場合のモデル
第18講 時系列分析
1 時系列モデルとは
2 時系列トレンドモデル
3 対数線形モデル
4 自己回帰型時系列モデル(ARモデル)
第19講 時系列分析(その2)
1 ランダム・ウォーク
2 ランダム・ウォークに対する差分処理
3 非定常性の検討:単位根検定
4 季節性ある時系列モデル
第20講 時系列分析(その3)
1 移動平均モデル、自己回帰移動平均モデル
2 自己回帰不均一分散モデル
3 多変量時系列のときの回帰分析
4 モデル選択