キャッシュフロー・ファイナンス

キャッシュフロー・ファイナンス

定価:3,300円(税込)

編・著者名:入道正久著

発行日:2011年03月23日

判型・体裁・ページ数:A5・344ページ

ISBNコード:978-4-322-11726-4

書籍の説明

書籍紹介及び目次抜粋

1兆5000億円、600件超の投資・開発案件、事業再生案件を扱った第一人者による初の基本書
◆キャッシュフロー・ファイナンスとは、プロジェクト・ファイナンスの手法を用いた中堅中小企業向け融資手法。
◆キャッシュフローを担保する仕組みを本格的に取り入れることにより、中小企業に対し長期の投資資金や事業再生資金などの融資を可能にする。
◆契約書類の一般化、条項の類型化によって、契約書類作成コストを圧縮することで、中小企業向けの融資額にも耐えうる。
◆ドキュメンテーション充実に不可欠のタームシート例、契約書面例、契約書を構成する条項例など、書式資料が満載!
◆ストラクチャード・ファイナンス担当者、新たな中小企業融資のスキームを必要とするすべての者必読の書。
●主要目次●
第I編 概  論
第1章 キャッシュフロー・ファイナンスが普及してこなかった歴史的背景
第2章 キャッシュフロー・ファイナンスの普及に際しての問題点
第3章 キャッシュフロー・ファイナンスの普及策
第4章 借入人からみたメリット
第5章 キャッシュフロー・ファイナンスの適用範囲
第6章 キャッシュフロー・ファイナンスの事例
第II編 プロジェクト・ファイナンス
第1章 基本を身につけることの大切さ:日本版PFIの課題
第2章 プロジェクト・ファイナンスのエッセンス
第3章 プロジェクト・ファイナンスの事例
第III編 キャッシュフロー・ファイナンスの実務への適用
第1章 キャッシュフロー・ファイナンスのエッセンス
第2章 ストラクチャリングの手順
第3章 キャッシュフロー管理
第4章 担  保
第5章 コベナンツの設定と与信管理
第6章 融資契約書の基本構成
第IV編 ケーススタディ
第1章 案件概要
第2章 タームシートの作成
第3章 融資契約書
第V編 投資・開発案件に対する融資において設定するコベナンツの類型化
第1章 投資・開発案件に対する融資においてコベナンツを設定する必要性
第2章 普遍性の高いコベナンツとはどのようなものか
第3章 案件の特性に応じて必要となる個別性の高いコベナンツの設定方法
【補足解説】 シンジケート・ローン/金利スワップ取引