内部監査高度化のすべて

Value added audit

内部監査高度化のすべて

定価:2,860円(税込)

編・著者名:有限責任監査法人トーマツ編 大森茂 ほか著

発行日:2010年12月01日

判型・体裁・ページ数:A5・272ページ

ISBNコード:978-4-322-11722-6

書籍の説明

著者の略歴

【監修・執筆者】
大森 茂 有限責任監査法人トーマツ金融インダストリーグループコンサルティング部門長 パートナー、金融庁 金融検査マニュアルワーキンググループメンバー、意見申出審理会メンバー、日本公認会計士協会銀行業専門部会専門委員、公認会計士。
【執筆者】
長岡 茂 有限責任監査法人トーマツ金融インダストリーグループレギュラトリーグループ シニアマネジャー、米国公認会計士、公認内部監査人。
桑原 大祐 有限責任監査法人トーマツ金融インダストリーグループ リスクアドバイサリーグループ パートナー。
伊佐地 立典 有限責任監査法人トーマツ金融インダストリーグループ レギュラトリーグループ パートナー、公認内部監査人。
今永 浩一郎 有限責任監査法人トーマツ金融インダストリーグループ レギュラトリーグループ ディレクター、公認会計士。
石塚 岳 有限責任監査法人トーマツ金融インダストリーグループレギュラトリーグループ シニアマネジャー、公認内部監査人。

書籍紹介及び目次抜粋

金融機関の内部監査担当者、必読の1冊!
◆モニタリングのみにとどまらず、内部監査のフィードバック機能やコンサルティング機能といった、「経営に貢献する機能」を発揮させるための手法をわかりやすく解説!
◆内部監査において現場で課題が発見された場合、その課題の解決方法等についての現場に対するコンサルティング機能が内部監査の役割として今後ますます重要になってくる。
◆旧来からのモニタリング機能に加え、現場の状況や経営方針等の浸透状況を経営サイドにフィードバックする機能と、現場に関するコンサルティング機能を発揮させるにはどうすればよいのか。
◆内部監査を担う人材に必要とされるスキル、リーマンショックをふまえたリスク計量モデルの限界や信用リスク管理の高度化、不正防止や不正対応の監査プログラム、利益相反管理とPDCA、最後に内部監査の品質評価、といった内部監査をより有効に機能させるための手法を、経験豊富な実務家が徹底解説!
●主要目次●
第1章 経営に貢献し評価される内部監査とは
第1節 高まる内部監査への期待
第2節 内部監査の期待役割
第3節 リスクフォーカスな対応の必要性
第4節 必要とされる内部監査の人材
第2章 ERMを活用した内部監査
第1節 経営目標と内部監査
第2節 経営目標を取り巻くリスク
第3節 レベル別リスク評価
第4節 整備状況と運用状況の評価とCSA
第5節 アクション・プラン、モニタリングとまとめ
第3章 リスク・ガバナンスと内部監査
第1節 金融危機をふまえた論点
第2節 モデル・リスク・ガバナンス
第3節 信用リスク管理態勢における論点
第4章 不正防止と発見に向けた内部監査への期待
第1節 不正とは何か
第2節 不正のトライアングル
第3節 内部監査人の要件
第4節 内部監査の態勢
第5節 内部監査機能発揮のポイント
第5章 利益相反管理態勢と内部監査
第1節 規制の概要
第2節 新たな規制の意味合いと背景
第3節 押さえておきたい規制上のポイント
第4節 内部監査実施上のポイント
第5節 内部監査部門による貢献
第6章 内部監査の品質評価・改善活動と内部監査態勢の高度化
第1節 内部監査の品質評価・改善活動
第2節 高度化に向けた動きと評価のポイント