新訂貸出管理回収手続双書 仮差押え 仮処分・仮登記を命ずる処分

新訂貸出管理回収手続双書 仮差押え 仮処分・仮登記を命ずる処分

定価:8,381円(税込)

編・著者名:編集代表=河合伸一

発行日:2011年01月18日

判型・体裁・ページ数:A5・840ページ

ISBNコード:978-4-322-11636-6

書籍の説明

著者の略歴

編集代表
元最高裁判所 判事 弁護士 河合 伸一
昭和32年最高裁判所司法研修所修了、判事補。ハーバード・ロースクール。昭和37年大阪弁護士会登録。大阪弁護士会副会長、法制審議会委員、司法試験(第二次試験)考査委員、最高裁判所判事等を歴任。

書籍紹介及び目次抜粋

社団法人金融財政事情研究会 創立60周年記念出版
『貸出管理回収実務手続双書・全6冊』改題改訂
新訂貸出管理回収手続双書 全6冊
貸出管理・回収業務のバイブル12年ぶりの全面大改訂!
ポイント1 一連の倒産法制改正を踏まえた待望の最新版!
民事再生法、会社更生法、担保執行法制、破産法・倒産実体法、など企業の再建や清算に関する法令の一新、基本法である民法の現代語化、企業活動の基本を規律する会社法、金融商品取引法の制定、管理回収実務に不可欠な不動産登記法、商業登記法、電子記録債権法、信用保証協会法の改正。これらが金融実務手続に与えるさまざまな影響を考慮し、全項目を見直した最新版です。
ポイント2 実務家必携の書式・ひな型をふんだんに大収録!
実務手続に不可欠なさまざまな書式・ひな型を収録しており、知識の補強と実務への応用を強力にサポートします。取引先と交わす契約書類、登記申請書類、裁判所への届出書類、等、さまざまな場面に応用可能なひな型を収録し、実務上の問題解決、文書起案に大いに貢献します。
ポイント3 設問総数2,100問余! 書下ろし500問超!
さまざまな法令改正を踏まえ、金融実務家からなる執筆団が旧版の全項目を見直し、大幅な差替え、新規項目の執筆を行いました。実務上の観点から全項目に修正の手が加わったのはもちろん、さまざまなノウハウを盛り込むために完全に新しく書き下ろした項目は実に500問に及んでいます。
ポイント4 Q&Aでわかりやすく解説
貸出・管理・回収の実務で起こりうるあらゆる問題点を網羅し、わかりやすく解説します。それぞれの設問は、設問・結論・解説部分で構成。結論部分で最終的な実務対応が簡潔に示され、問題点の解決策がわかります。解説では根拠となる法令や判例が明記され、実務上必要なさまざまな論点に触れ活用の幅を広げます。
●主要目次●
第1章 民事保全と仮差押え
第1節 民事保全の一般
第2節 民事保全と仮差押え
第2章 仮差押えの一般
第1節 仮差押えの手続
 I 仮差押えの意義
 II 仮差押え
 III 仮差押えの要件−被保全権利と保全の必要
 IV 仮差押えの対象
 V 仮差押えの申立てとその手続
 VI 申立てにあたっての準備と留意点
 VII 裁判所の管轄
 VIII 仮差押命令申立ての審理
 IX 仮差押命令
 X 仮差押えの申立ての取下げ
 XI 仮差押解放金
 XII 担保
 XIII 支払保証委託の手続
 XIV 仮差押命令の執行
 XV 仮差押執行の取消し
 XVI 仮差押えと時効
 XVII 倒産手続・滞納処分等と仮差押え
第2節 債権の仮差押え
 I 債権に対する仮差押えの手続
 II 債権に対する仮差押命令の方式・効力
 III 債権仮差押えの執行取消手続
第3節 動産の仮差押え
 I 動産に対する仮差押えの手続
 II 動産に対する仮差押えの執行
 III 動産仮差押えに対する執行取消手続
第4節 不動産の仮差押え
 I 不動産に対する仮差押えの手続
 II 不動産仮差押命令の方式・効力
 III 不動産仮差押えの執行取消手続
第5節 その他の財産の仮差押え
 I 船舶の仮差押え
 II 自動車・建設機械の仮差押え
 III その他の財産権の仮差押え
第3章 仮差押えを受けた場合の手続
第1節 概説
第2節 預金、預託金、積立金や売掛金等に仮差押えを受けた場合
第3節 預り保管中の動産・有価証券等に仮差押えを受けた場合
第4節 担保物件に仮差押えを受けた場合
第4章 仮差押えを争う方法
第5章 仮処分の意義
第6章 処分禁止の仮処分
第7章 占有移転禁止の仮処分
第8章 仮処分解放金
第9章 その他の仮処分
第10章 仮処分を受けた場合の手続
第11章 仮登記を命ずる処分