週刊 金融財政事情

2018年10月1日号(3279号)

週刊 金融財政事情

特集

加速するか
     地銀再編

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目次

特集

加速するか地銀再編
同一地域における地銀合併の意義と競争法の問題点
ルートエフ 代表 大庫 直樹
望ましい地銀統合の姿──新たな「一県一行モデル」
野村証券 パンアジア銀行・金融リサーチヘッド 高宮 健
長崎地銀の統合承認で県内合併は進みやすい環境に
編集部
九州FG発足3年、「合併でなくても統合効果は生み出せる」
九州フィナンシャルグループ 社長 上村 基宏

インタビュー

数千億円規模の成長投資も視野に新たな収益基盤をつくる
日本郵政 社長 長門 正貢
 

論考・解説

ESG投資を巡る最近の潮流と日本が抱える課題
国際大学研究所 IUJリサーチフェロー 阿由葉 真司
 
引当実務に大きく響く金融商品会計基準の改正論議
あずさ監査法人 マネージング・ディレクター 大川 圭美
 
<ワンポイント・レク>
投信販売において共通KPIを公表する意義とは?

金融庁 市場課長 小森 卓郎
 

時論

キャッシュレスのその先へ
フィンテック協会 会長 丸山 弘毅
 

新聞の盲点

景気最優先で積極財政へ、アベノミクス最後の戦い

NewsSquare

金融制度SGが統一的な決済法制の整備を検討へ
70億円相当の仮想通貨流出、テックビューロが3度目の行政処分
大手5行の投信販売に係る共通KPIが出揃う
産業革新投資機構が発足、年度内にファンドを立ち上げへ
金融庁が市場WGを再開、顧客本位の業務運営を深化へ

トレンド

〈株式市場〉
米国の対日要求と本邦企業増益の明確化で年末高へ
野村証券 若生 寿一
 
〈米国経済〉
逆イールド下でも景気拡大する可能性は高い
第一生命経済研究所 桂畑 誠治
 
〈ズームアップ経済統計〉
もやしの購入金額から読む消費者動向
三井住友アセットマネジメント 宅森 昭吉
 

連載

金融と経済と人間と(118)

第一生命経済研究所 顧問 大森 泰人
 
新連載 金融機関のための金融老年学入門(1)
慶應義塾大学 教授 駒村 康平
 
ひまわり
〈千葉興業銀行〉プロ級!ジャズドラマー 矢作鉄男さん
 
支店長室のウラオモテ
ままならぬミドルリスク融資
私の支店経営
足利銀行 東支店長 角田 典彦
 
隣の金融機関
ローソン銀行
S&Pグローバル・レーティング 吉澤 亮二
 
Baila Bien
〈三井住友信託銀行〉小型軽量、コンサル特化の信託型次世代店舗

一人一冊
『負債論 貨幣と暴力の5000年』デヴィッド・グレーバー 著/酒井隆史 監訳/以文社

〈評者〉一橋大学大学院 教授 齊藤 誠
 

場外乱闘

金融業界の「役職定年制」に物申す

書架

『決済インフラ入門2020年版』

豆電球

新興国通貨危機は再び巡ってくる

付録

索引(2018年7月~9月)

次回号(10月8日号)のお知らせ(10月9日発売)

特集

スルガ銀行 虚飾の果て
シェアハウス融資が引き金となったスルガ銀行の不祥事。第三者委員会報告によって、審査書類等に多くの改竄・偽造が行われた事実や行員の関与が認定された。営業目標達成という至上命令の前にガバナンスは無力だった。これはスルガ銀行だけの過ちなのか。過ちを繰り返さないために何が必要なのか。そして、スルガ銀行はどう生き残るのか。
 

スルガ銀行が取り戻すべきもの

編集部

スルガ銀行は不祥事を防ぎえたか

弁護士 山口 利昭

前代未聞の不祥事は地銀のあり方を問いかけている

S&P グローバル・レーティング・ジャパン 吉澤 亮二

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