週刊 金融財政事情

2018年8月6-13日 夏季合併号(3272号)

週刊 金融財政事情

特集

社会を変える
データ利活用

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目次

特集

社会を変えるデータ利活用

第四次産業革命でデータポータビリティーは不可欠なものに
東洋大学 准教授 生貝 直人
情報政策を巡る欧米中の三つ巴の争い ―日本はどの道を歩むべきか―
慶応義塾大学 教授 山本 龍彦
さらなるデータ利活用に向けて我が国が乗り越えるべき諸論点
渥美坂井法律事務所 弁護士 落合 孝文
セブン&アイHDが目指すデジタル時代の新マーケティング
セブン&アイホールディングス 執行役員 清水 健
金融機関が押さえるべきデータ戦略のキーポイント
UBS証券 シニアアナリスト 伊奈 伸一
みずほFGが描くデータ活用と革新的サービス
みずほフィナンシャルグループ シニアデジタルストラテジスト 大久保 光伸
「情報銀行」に潜む不安を払拭する決済サービス
イオンクレジットサービス 取締役兼執行役員 西村 信一郎
個人向け融資のパーソナルデータが「宝の山」に
編集部
データ活用がもたらす保険事業の破壊的イノベーション
編集部

インタビュー

関西のお客さまにとって「なくてはならない」銀行に
関西みらいフィナンシャルグループ 社長 菅 哲哉
 

論考・解説

野村の総合力を結集したマーチャント・バンキングビジネス
野村キャピタル・パートナーズ 社長 前川 雅彦
 
<KINZAIリポート>
きらぼし銀行が新たな収益源に育てる非正規社員取引

 
「脱・経営者保障」は顧客本位なのか
金融コンサルタント 大内 修
 
キャッシュレス社会の決済サービスにおける加盟店管理のあり方
堀総合法律事務所 弁護士 藤池 智則/関口 諒/桑原 卓哉
 
貿易金融におけるブロックチェーン実証実験と今後の方向性
香港上海銀行 部長 矢野 孝尚
 
生命保険会社の2018年3月期決算分析
格付投資情報センター アナリスト 肝付 卓也
 

時論

今年の夏
預金保険機構 理事長 三國谷 勝範
 

新聞の盲点

日銀のずさん統計で剥げ落ちた投信神話の虚像

NewsSquare

日銀が±0.2%の長期金利の変動幅を許容、副作用にも配慮
金融庁が地域銀行のモニタリング手法を見直し
りそなHDが店舗の平日休業を導入
大手証券18年4~6月期決算、野村HDを除く4社が増収
全銀協が「手形・小切手電子化」の中間報告を公表

トレンド

〈為替市場〉
今年のドル円相場は歴史的に狭いレンジ推移に
JPモルガン・チェース銀行 佐々木 融
 
〈欧州経済〉
最大の欧州経済下振れリスク、対米摩擦激化はとりあえず回避
ニッセイ基礎研究所 伊藤 さゆり
 
〈ズームアップ経済統計〉
NAFTA再交渉でカナダ輸出企業のセンチメントに注目
JPモルガン証券 米良 有加
 

連載

米国まちかど銀行最前線(55)
グローバルリサーチ研究所 代表 青木 武
 
金融と経済と人間と(111)
第一生命経済研究所 顧問 大森 泰人
 
デジタルイノベーションの衝撃(11)・完
みずほ銀行 産業調査部 中野 悠理
 

豆電球

バイサイド・アナリスト偏重の弊害

次回号(8月20日号)のお知らせ

特集

10年周期に潜む経済リスク
アベノミクス始動から6年近くが経ち、日本企業の業績回復を背景に経済は好転してきている。だかその一方で、賃金や物価は思い通りに上がらず、経済全体に閉塞感も漂う。国際金融市場はほぼ10年おきに大きな動揺を繰り返しており、今年はリーマンショックから10年にあたる不穏の年。今後、国内景気の腰折れがあるとすれば引き金は何か。アベノミクスに潜む経済リスクを点検する。
 
 
危惧されるプラス作用からの反動
ジャパンマクロアドバイザーズ 大久保 琢史
忍び寄る米中貿易戦争の影と日本への影響
ニッセイ基礎研究所 三尾 幸吉郎
2%の物価目標達成だけを日銀に強いる安倍政権
明治安田アセットマネジメント 杉山 修司
日本経済は息切れせず、底堅く推移
三井住友アセットマネジメント 宅森 昭吉

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