週刊 金融財政事情

2018年4月30日-5月7日 号(春季合併号・3259号)

週刊 金融財政事情

特集

問い直される
公的金融

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目次

特集

問い直される公的金融
中小企業のお客さま重視という原点に回帰する
商工組合中央金庫 社長 関根 正裕
「民業圧迫」批判の実態と、期待される「対話の枠組み」
編集部
民間金融と公的金融の関係を巡る二つの変化
一橋大学 教授 植杉 威一郎
金融システムを蝕む公的金融
東洋大学 教授 益田 安良
民間と公的金融機関の連携深化のカギを握るもの
神戸大学 教授 家森 信善
日本公庫が目指す地域金融機関との連携のカタチ
日本政策金融公庫 総裁 田中 一穂
地域金融機関とともに地域経済の活性化に貢献するDBJ
日本政策投資銀行 取締役常務 大石 英生
民間と連携して沖縄経済の振興に貢献していく
沖縄振興開発金融公庫 理事長 川上 好久
見直し進むも、なお課題が多い信用保証制度
神戸大学大学院 教授 内田 浩史

インタビュー

18年度「日銀考査」方針の重点ポイント
日本銀行 考査企画課長 植田 リサ 
 

論考・解説

自治体ポイントの活用可能性と地域のキャッシュレス化推進
総務省 大臣官房審議官 猿渡 知之 
 
シリーズ 金融法務NOW(32)
債権法改正の概要(10)
小沢・秋山法律事務所 弁護士 香月 裕爾 
 

連載

金融と経済と人間と(98)
職業選択(中)
第一生命経済研究所 顧問 大森 泰人 
 
怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」(3)
6秒待てる自分づくり
マーケティングアート 岡本 真なみ 
 

場外乱闘

日銀のステルス出口戦略は第二幕へ、政権圧力に屈せず

新聞の盲点

上場企業の欧州IRに異変、震源はMiFIDⅡ

トレンド

〈債券市場〉
中国の米ドル・米国債へのニーズは徐々に低下へ
エムシーピー 嶋津 洋樹 
 
〈米国経済〉
FRBの政策姿勢が引締め気味に展開するリスク
三井住友銀行 森谷 亨 
 
〈ズームアップ経済統計〉
今なお資源輸出に依存するロシア経済
大和総研 山崎 加津子 
 

News Square

日銀がシステムレポートを公表、ミドルリスク管理の強化を促す
地銀協が地域金融分野における企業結合指針の新設を要望
TSUBASA加盟の千葉銀と北洋銀がAPI基盤の提供を開始
35社が参加する「証券コンソーシアム」が発足
金融庁が「検査モニター制度」を廃止、各種制度を見直しへ
兼務規制を緩和し、イデコの手続を簡素化

時論

夢の後継者選択法
日本郵政 代表執行役社長 長門 正貢
 

書架

『「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本』竹下さくら 著/青春出版社
〈評者〉マネージャーナリスト 西村有樹
 

豆電球

言葉と実体

今週の主な金融経済イベント

次回号(5月14日号)のお知らせ

特集

ホワイトペーパーの全貌
 金融検査マニュアルの廃止を柱とする「金融検査・監督の考え方と進め方」(ホワイトペーパー)に関する意見募集が終わり、間もなくその回答が示される見通しだ。金融庁はこれからの検査・監督について金融機関との「対話」を進めているが、今後の融資業務のあり方などで悩む金融機関は少なくない。検査・監督の方向性と金融機関側の留意点を探る。
 
 
「金融検査・監督の考え方と進め方」
金融庁 渡辺 公徳
「金融行政改革」がもたらす銀行の明日
東洋大学 野﨑 浩成
検査マニュアル廃止後の融資業務のあり方
金融コンサルタント 大内 修
金融庁の問題意識と金融界の受け止め
編集部

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