週刊 金融財政事情

2018年3月12日 号(3252号)

週刊 金融財政事情

特集

収益構造改革の
処方箋

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目次

特 集

収益構造改革の処方箋

金融機関の最重要課題「コスト削減」に切り込む先進事例
編集部
自立的なコスト構造改革を実現するための対応策
金融ジャーナリスト  中井 隆
収益管理の深化が経営改善の有効手法
弁護士  長野 聡
日本の金融機関に求められる収益管理の抜本的見直し
専修大学 准教授 谷守 正行

インタビュー

金融機関との対話の充実や行政の質的向上に向けて
金融庁  渡辺 公徳
 

論考・解説

イタリア政局がEU経済通貨同盟に与える影響
国際金融情報センター ブラッセル事務所長  金子 寿太郎
 
時代の要請を受け、変化する社債法制と銀行の役割
みずほ銀行 証券部長  大類 雄司
 
デジタル時代をふまえた地銀における店舗・要員のあり方
ボストン コンサルティング グループ パートナー&マネージング・ディレクター  堀川 隆
 

連載

2018年度税制改正の勘どころ(6)完
金融・証券税制
税理士法人山田&パートナーズ  長田 晶子
 
金融と経済と人間と(91)
学習指導要領の攻防
第一生命経済研究所 顧問  大森 泰人
 
金融業界のためのUI/UXデザイン入門(3)
UXはビジネスにどう影響を与えるのか
グッドパッチ 代表取締役CEO  土屋 尚史
 

新聞の盲点

苦境の小規模地銀、見えない活路

NewsSquare

黒田総裁の所信聴取、18年度中の緩和縮小を否定
仮想通貨交換業者の自主規制団体が発足へ
日本生命がマスミューチュアル生命を1,042億円で買収
民間初、全国規模での地方創生ファンド組成へ

時 論

変わりゆく金融業務のあり方
日本貸金業協会 会長  山下 一
 

場外乱闘

金融政策による年金財政の影響で日欧の危機感に温度差

トレンド

〈株式市場〉
グローバル金融緩和相場が終焉した可能性
GCIアセットマネジメント  山内 英貴
 
〈不動産市場〉
不動産市場の適温相場は継続するのか
AAAコンサルティング  賀藤 浩徳
 
〈ズームアップ経済統計〉
中小企業の事業承継問題と地域金融機関への期待
大和総研  森 駿介
 

Spotlight

ひまわり
〈農林中央金庫〉ミス日本酒 石川県代表 尾張未奈さん
支店長室のウラオモテ
稼ぎ頭の役務収益
私の支店経営
大和証券 横浜支店長  菅間 洋平
 
投信ランキング ここに注目
『投資信託事情』発行人・編集長  島田 知保
 
一人一冊
『アウトサイダー 陰謀の中の人生』フレデリック・フォーサイス 著、黒原 敏行 訳/KADOKAWA
〈評者〉経営共創基盤 取締役  塩野 誠
 

書架

『証券市場誕生!』日本取引所グループ 編、鹿島 茂 監修/集英社
〈評者〉大和総研 執行役員 保志 泰
 

豆電球

因果関係か相関関係か屁理屈か

Data File

金融マーケット動向

次回号(3月19日号)のお知らせ

特集

相場変動に備えろ!
 2月上旬の米国株式市場の下落に端を発した世界的な金融市場変動が「適温相場」の終わりを告げたとの見方が強い。米国の金利上昇によるボラティリティの高まりだけでなく、世界経済の変調の可能性をも警戒すべき局面に来ている。
 
 
適温相場が育んできた金融不均衡の蓄積
日本銀行 八木 智美
米国における過去三つのバブル崩壊といま
三井住友銀行 森谷 亨
レバレッジ系ETFが先物市場に与える影響
帝塚山大学 志馬 祥紀
2月以降の市場変動は「炭鉱のカナリア」か
みずほ証券 大橋 英敏

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