季刊 事業再生と債権管理

2016年1月号 (151号)

季刊 事業再生と債権管理

特集

破産手続における放棄に関わる諸問題
全国倒産処理弁護士ネットワーク第14回全国大会〔福岡〕

目次

巻頭言
今後の民事立法の展望
法務省 小川 秀樹
特集 破産手続における放棄に関わる諸問題
   全国倒産処理弁護士ネットワーク第14回全国大会〔福岡〕
■ 基調講演
所有権放棄の限界
──「財団放棄」をめぐる議論の整理のために
東京大学 沖野 眞已
■ パネルディスカッション
破産事件における管理・換価困難案件の処理をめぐる諸問題
──とくに法人破産事件について考える
パネリスト 東京大学 沖野 眞已
福岡地方裁判所 岩木 宰
東京地方裁判所 中山 孝雄
大阪地方裁判所 森 純子
弁護士(福岡県弁護士会) 橋本 千尋
弁護士(第一東京弁護士会) 伊藤 尚
弁護士(愛知県弁護士会) 山田 尚武
コーディネーター 弁護士(福岡県弁護士会) 平岩みゆき
会場発言 一橋大学 山本 和彦
神戸大学 中西 正
● 体験的「破産財団からの放棄」論
弁護士(東京弁護士会) 多比羅 誠
■倒産処理実務のフロンティア・特別編
全倒ネット各地区の活動報告 第18回
財務、事業、法務の各DDを中心とした私的整理の基礎知識と失敗事例から学ぶ破産手続
弁護士 丸島 一浩
■座談会
不動産競売手続の現状と展望
司会  早稲田大学 内田 義厚
北海道銀行 佐々木宏之/東京地方裁判所 竹田 光広
不動産鑑定士 田辺 和夫/明海大学 中村喜久夫
不動産鑑定士 村上幸二郎/東京地方裁判所 守 賀津雄
■最新論点
「相殺法理」の再構成と改正民法案の「前の原因」
弁護士 東畠 敏明
●倒産・再生法実務研究会レポート
ある地方の中堅企業について、事業再生ADR手続に基づく再建をした実例
事案の概要と手続の経過
弁護士 三枝 知央
本事例における問題点の整理
弁護士 多比羅 誠
私的整理における預金と相殺
神戸大学 中西 正
不法原因給付と破産管財人からの返還請求─最判平成26年10月28日を踏まえて─
弁護士 木村 真也
■臨床会社再生(第49回)
破産管財人が民事再生手続の開始を申し立て、再生手続へ移行した破産会社が再建した事例
弁護士 松田 耕治/弁護士 古川 和典/弁護士 渋谷 洋平
■事例研究  経営者保証ガイドラインへの実務対応
破産会社の代表者について、「経営者保証ガイドライン」に基づき、特定調停手続により、自由財産のほかに一定期間の生計費相当額を残しつつ、保証人の個人債務を含めて債務整理を行った事案
弁護士 大西 雄太
■沖縄事業再生通信
企業収益の不動産時価に与える影響
不動産鑑定士 松永 力也
■実務の視点
経営改善支援の取組み
豊田信用金庫 大橋 宏

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