金融法務事情

2018年4月10日号(2087号)

金融法務事情

CONTENTS

座談会

 5つの重要倒産判例で考える その射程と今後の金融実務
 最三小決平29. 9 .12【①事件】、最一小判平29.11.16【②事件】、
 最三小判平29.12.19【③事件】、最一小判平29.12. 7 【④事件】、
 最三小決平29.12.19【⑤事件】
 弁護士 粟田口太郎/弁護士 木村真也/法政大学 杉本和士〔司会〕
 三井住友銀行 長谷川 卓/三井住友銀行・弁護士 四十山千代子
 

論 説

 大阪地方裁判所における事業再建型特定調停事件の概要
 高松高等裁判所(前大阪地方裁判所) 千賀卓郎
 

関西金融判例・実務研究会報告

 建物仮差押え後に土地が譲渡された場合の法定地上権
 ――最一小判平28.12. 1  の検討――

 三菱UFJ銀行 入江泰至
 

実務研究会報告

 金融機関と信用保証協会との間の保証契約における錯誤無効と契約違反
 三菱UFJ銀行 加藤保大
 

OPINI論

 相続法改正への期待と課題
 三井住友銀行 浅田 隆
 

リーディング金融法務

 フィデューシャリー・デューティーに関するこれまでの取組みと今後の課題
 三井住友トラスト・ホールディングス 松田和之
 

法制審ニュース

 〈第18回〉信託法改正の最新動向
  信託法部会、第48回会議を開催

連 載

 金融機関のための民事信託の実務と法務
 第4回 民事信託とは何か
 渋谷陽一郎
 
 債権管理・回収の初動
 ――新債権法の影響を踏まえながら――

 第6回・完 時効管理
 三菱UFJ銀行 中村弘明
 

スピンオフ

 個人情報保護だけでなく、健全な活用態勢こそ必要

ベーシックNAVI

●金融判例に学ぶ 営業店OJT〈融資業務編〉
 繰上返済手数料に関する特約の成否
 あおぞら銀行・弁護士 須藤雄宏
 
●支店長のための労務管理講座
 〈第59回〉年次有給休暇を取得しやすい環境の整備
 弁護士 山根航太
 

判決速報

  • 公海上における日本船籍と外国船籍の船舶の衝突事故によって発生した不法 行為に基づく損害賠償請求権を被担保債権とする保険法22条1項に基づく先 取特権の成立の準拠法について、先取特権の客体である債権自体の準拠法と 被担保債権の準拠法との累積適用によるべきであるとされた事例

(東京高決平29. 6 .30)

  • 証券会社を媒介者として、顧客と銀行との間で行われた通貨スワップ取引の勧誘についての適合性原則違反、説明義務違反を理由とする顧客の損害賠償 請求および上記取引の公序良俗違反を理由とする不当利得返還請求がいずれ も棄却された事例

(東京地判平29. 9 .15)

金融法務事情の価格改定について

2022年4月のお申込み(または4月号の購読起算月)から年間購読料を26,400円(税込)に改定させていただきました。

バックナンバーについて

KINZAIストアからバックナンバーの単品購入はできません。

在庫状況によりご購入いただける場合がありますので、一般社団法人金融財政事情研究会にお問い合わせください。

また、電子書籍でのバックナンバー販売をしている場合がありますので、ご利用ください。