A上記Q1にあるように、金融窓口サービス技能検定は、窓口業務に必要な事務手続等を行うための基本知識に加え、預かり資産営業、資産形成相談を行うために必要なコンサルティング能力・販売スキル等の習得度のA4ページの「特徴」の(4)(5)をご参照ください。Q & AA ライフプランニングと資金計画B リスク管理C 金融資産運用D タックスプランニングE 不動産F 相続・事業承継A金融窓口サービスとは、「銀行等の金融機関において窓口業務を行う」職種を指します。従来の「窓口業務」は、預金口座の開設、預金の受入れや払戻し、送金、振込などの基本的な事務手続が中心でした。しかし近年は、上記に加え、顧客満足やコンプライアンスに留意した対応、高齢者対応、相続・年金などに関する相談業務や、投資信託・保険商品の提案・販売業務など、多様化する顧客ニーズに対応するため、幅広い知識・技能が求められるようになりました。 さらに顧客の安定的な資産形成の実現に向け、金融機関には、「フィデューシャリー・デューティー(顧客本位の業務運営)」の取組強化が求められています。金融窓口サービス技能検定は、1級~3級の学科試験の「試験科目及びその範囲」に「フィデューシャリー・デューティーの実践」が含まれており、「フィデューシャリー・デューティー」実現に必要なコンサルティング能力・販売スキル等の習得度を検証するのに最適な国家検定です。検証に適した国家検定です。一方で、ファイナンシャル・プランニング技能検定は、顧客の相談を受けて、総合的な資産設計等を企画立案し、さまざまな専門家と連携しながら、その実行を援助するための知識・技能等の習得度を検証するもので、個人顧客・法人顧客に対するライフプラン設計・資産承継に係るコンサルティング等を担当される方に適した国家検定です。<参考:主な試験範囲>A名刺等への表記方法は14ページ、または、ホームページ(https://www.kinzai.or.jp/ginou/teller/Q1 金融窓口サービス技能検定とは?Q2 金融窓口サービス技能検定とファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定の違いは?Q3 各級の想定される受検対象者は?Q4 金融窓口サービス技能検定の技能士資格の表記方法は?10金融窓口サービス技能検定A 顧客対応・コンプライアンス等B 関連法令・規制C 金融経済知識・投資理論D 金融商品知識E 相談業務等に係る知識(相続、贈与、年金、税金)ファイナンシャル・プランニング技能検定procedure/hyouji.html)をご参照ください。英語表記は、以下のようになります。・1級金融窓口サービス技能士 1st grade Certified Skilled Professional of Financial Services・2級金融窓口サービス技能士 2nd grade Certified Skilled Professional of Financial Services・3級金融窓口サービス技能士 3rd grade Certified Skilled Professional of Financial Services金融窓口サービス技能検定 Q&A
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