1金融業務能力検定・サステナビリティ検定とは2実務遂行能力を検証する試験問題3CBT方式による豊富な受験機会42026金融業務能力検定・サステナビリティ検定の特色 金融機関において、さまざまな業務を取り扱うことが必要とされる時代が到来し、金融機関の行職員に求められる役割・知識も多様化かつ複雑化しています。「金融業務能力検定」は、このような金融機関の実情を踏まえ、若手行職員から中堅行職員・役席者に必要とされる基本的な業務知識や実務への対応力を検証する検定試験として、金融界で長年ご活用いただいております。 試験種目としては、金融機関の基本的な業務に関する知識の程度を検証する「預金」「融資」「法務」「財務」をレベル別に取り■えているほか、コンプライアンス(法令遵守)やリスク管理意識の醸成に必須の「コンプライアンス・オフィサー」「個人情報保護オフィサー」「マイナンバー保護オフィサー」、喫緊の課題に対応した「AML╱CFT」(マネロン・テロ資金供与対策)や「事業承継・M&A」「シニア対応」「DX支援」「生成AI」など、最新のテーマも試験のラインナップに随時取り入れています。 また、2022年9月より「SDGs・ESGベーシック」、同年11月より「サステナビリティ・オフィサー」の2種目によるサステナビリティ検定がスタートしました。サステナビリティ検定「サステナビリティ・オフィサー」は、「環境省認定制度脱炭素アドバイザーベーシック」に認定されています(サステナビリティ検定につきましては、9ページをご覧ください)。 金融業務能力検定・サステナビリティ検定は、単に知識を問うのではなく、実務遂行能力を検証します。実務家を中心とした試験委員が、真の実力を検証するためのノウハウを織り込んで問題を作成しています。また、通信教育講座および試験問題集と体系的にリンクしていますので、併せてご利用いただくことにより、高い教育効果が期待できます。 金融業務能力検定は、2021年からすべての試験種目についてCBT(Computer-BasedTesting)方式で実施しています。CBT方式とは、テストセンターでコンピュータを使用して受験する試験方式です。当会が実施するCBT方式による検定試験は、全国約330カ所のテストセンター(2025年10月1日現在)で1年を通じて受験できることに加え、試験に不合格となった場合でも、受験日の翌日から起算して5日経過後から再度の受験ができる(「再受験規定(リテイクポリシー)」の詳細は6ページをご覧ください)といった特徴があります。これにより、豊富な受験機会をご提供しています。なお、最新のテストセンターの開設状況等は、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズのWebサイト(https://cbt-s.com/examinee/testcenter/?type=cbt)をご覧ください。
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